島の魅力とは? と問われれば、本土とは、まったく異なるものがそこにあると言えないでしょうか。島の歴史や特異な自然環境、独自の文化や暮らし。そこには「見たことのない日本」の姿があります。
たとえば、世界遺産・小笠原の多種多様な動植物、本土とも沖縄とも異なる奄美の食べもの、ケラマの青海を彩る色鮮やかな魚たち、かつて南大東島を走ったサトウキビ鉄道など。
ちょっと覗いただけで、知りたい、見てみたいと思いませんか。そうした島の魅力を、島のスペシャリストがご紹介します。知られざる日本の“楽園”をめぐる旅へ、あなたもどうぞ!
掲載の島々
甑列島、トカラ列島、奄美群島、大東諸島、宮古諸島、八重山諸島、世界遺産に指定された小笠原諸島まで計114島。なかなかうかがい知ることのできない日本最東端の南鳥島、最南端の沖ノ鳥島、何かと話題の尖閣諸島も、すべて貴重な写真つきで。
――気づけば40年。どうやら楽園さがしの「答え」がやっとこの本で見えてきました。(はじめにより)
書名:原色 ニッポン《南の島》大図鑑 小笠原から波照間まで114の“楽園”へ
著者:加藤庸二
発売日:2012年6月29日
定価:2,310円(税込)