2024年1月12日、齋藤孝さんの著書『人をひきつける「頭のいい人」の話す力』(大和書房)が発売された。
本書は、2005年に単行本として刊行、2008年に文庫化された20万部超のベストセラー書籍『人を10分ひきつける話す力』を改題し、新たな解説を加えて再編集したもの。
論理力がなくて、話がごちゃごちゃになる。説得力がなくて、思うような結果がでない。気の利いた返しができない、知的なコメントができない、話があちこちに飛んでしまう......。
言葉の端々に知性を感じる、「軽くて深い話」をするためにはどうすればいいのか。本書は、そんな風に悩む人のために、さまざまなアイディアを提供するもの。
話す前に「意味の含有率」を意識するなど、一目置かれる「知的な説明、深みのある話」ができる人になるための74の技巧、アウトプット力を鍛える「おすすめ本120選」を新たに加えた充実の1冊だ。
◆目次
第1章 人をひきつける話す力を鍛える
1 「意味の含有率」を意識しよう/2 「この人は頭がいい」と思う話とは/3 頭のよさとは対話力である/話し上手に学ぶ1 永六輔――オチとアイディアで聞かせる話芸の極致
第2章 頭のいい人の話に変わる〈3つの力〉
1 ネタ力――話す前に考えること/2 テーマ力――何をどう話すか/3 ライブ力――現場で何をやるか/話し上手に学ぶ2 古今亭志ん朝――論理的でなくても許される話し方/話し上手に学ぶ3 キング牧師――繰り返されるキーメッセージ
第3章 深い話ができる人になるトレーニング
1 基本トレーニング――要約力を鍛える/2 応用トレーニング――コメント力を鍛える/話し上手に学ぶ4 小林秀雄――透徹した高い知性/話し上手に学ぶ5 宮崎駿――柔らかく厳しく迫る
■齋藤孝さんプロフィール
さいとう・たかし/1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに登場。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導を務める。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。著書発行部数は1000万部を超える。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?