文鳥は飼い主が好き過ぎて、ストレスを起こすことも...飼育の手引書で学ぼう。

文鳥完全飼育

   ピョコピョコ動く姿がかわいらしい文鳥。セキセイインコやオカメインコのようにペットとしても人気の小鳥だ。

   小さい生き物だからこそ、健康や体調には気を付けてあげたいもの。今回は、文鳥を初めて飼う人にも安心な手引書を紹介する。

   2023年8月16日『文鳥完全飼育』（誠文堂新光社）が発売された。

   本書では、文鳥の飼い方の基本から、品種、繁殖、病気まで幅広く必要な知識を紹介していく。

   日本の鳥のイメージが強いが、文鳥の原産国は実はインドネシア。

   カラーバリエーションが意外に多い。お迎えするときには迷ってしまいそうだ。

   文鳥は飼い主が好き過ぎて、ケージの中がストレスになることもあるという。そんな文鳥の生態の他、基本的な飼い方や繁殖、雛の生育過程、老鳥のケアなど、健全に文鳥を育てるためのコツが紹介される。

   文鳥の病気や健康管理についても紹介。

   小さな生き物だから、ちょっとした体調管理が重大な病気を引き起こすこともある。飼い主として、愛する文鳥をしっかりとケアしてあげよう。

■伊藤 美代子さんプロフィール
いとう・みよこ／1963年、高知県出身。幼少時より文鳥に魅せられ今に至る。1994年、動物雑誌にて文鳥飼育ページを担当。その後、文鳥のカレンダーや飼育書に携わる。2005年、「文鳥の日」（10月24日）を日本記念日協会に登録。著書に『文鳥 育て方、食べ物、接し方、病気のことがすぐわかる！』『小動物ビギナーズガイド 文鳥』『だからやめられない 文鳥生活』『とっておきの文鳥生活』『文鳥の時間』『ザ・文鳥』（誠文堂新光社）ほか。

■牧野　幾子さんプロフィール
まきの・いくこ／ふじさわアビアン・クリニック院長（獣医師・獣医学博士）。日本獣医畜産大学（現・日本獣医生命科学大学）を卒業後、複数の病院で鳥を診療する獣医師として10年以上勤務。退職後、アメリカの大学で研修し、2013年年に神奈川県藤沢市に鳥の病院ふじさわアビアン・クリニックを開業。2020年、日本大学生命資源科学部獣医学専攻で博士号を取得。主に鳥類の消化管内原虫であるクリプトスポリジウム症の論文を海外科学雑誌に複数掲載。趣味は野鳥観察と水泳。

※画像提供：誠文堂新光社

（BOOKウォッチ編集部）

• 書名: 文鳥完全飼育
• 監修・編集・著者名: 伊藤 美代子 著、牧野 幾子 著
• 出版社名: 誠文堂新光社
• 出版年月日: 2023年8月16日
• 定価: 2860円（税込）
• 判型・ページ数: A5判、240ページ
• ISBN: 9784416523254