他人の陰口、口答えする者は排除、頻発するご近所トラブル...。
引っ越したら、自治会がヤバすぎた!!
KADOKAWAから発売された『家を建てたら自治会がヤバすぎた』(著者:新庄アキラ)は、とある地方の癖凄(くせすご)県矢場井(やばい)町に念願のマイホームを建てた新庄一家が、町民に勧められて(ほぼ強制的に)入った自治会に人生を狂わされていく物語だ。
とある地方にあるのどかな癖凄県矢場井町に、念願のマイホームを建てた新庄一家。「田舎でのんびり子育て」「温かいご近所付き合い」を思い描いていた家族を襲ったのは、過酷なイビリと人間関係のこじれだった。厳しい環境のせいか、夫はやせ細り――。一体なぜこんなことになってしまったのか?
看護師として働く主人公・新庄アキラ(31)は、放射線技師の夫(28)と娘(2)と、幸せいっぱいに暮らしていた。
娘も大きくなってきて、「そろそろマイホームを」と考えた新庄夫妻。これまで住んでいた癖凄県程良(ほどよい)町から引っ越し、川を越えた隣の矢場井町に豪華な庭付き注文住宅を購入する。オシャレな外観、あこがれのシステムキッチン、広い玄関、広いリビング、そしてリビングから繋がるウッドデッキ......まさに夢のマイホーム!
ここでのんびりライフを過ごせれば――。そんな風に考えていたアキラに現実を突き付けたのは、挨拶回りで出会ったご近所の村尾さんだった。「ローン組んだの?」「借金してまであんな立派なお家建てて」「今の若い人って何考えているのかしらね」と、妬み丸出しの村尾さん(1軒目)にアキラは辟易する。
癖の強いご近所さんは他にも。「アンタら若いから夜はさぞかし楽しんどるんやろーなー」とセクハラ発言を連発する村尾さん(2軒目)、唯一まともだけどアキラたちに対する周囲のイビリは放置する村尾さん(3軒目)、どう考えても要らないプレゼントを押し付けてくる村尾さん(4軒目)。矢場井町は苗字がほぼ皆同じなのだ。
そして自治会に(ほぼ強制的に)加入させられ、複数の村尾さんから嫌な想いをさせられることに。アキラが水路掃除に参加すると、「力仕事っていったら普通男が来るもんでしょ」となじられる。庭でバーベキューをすると、離れたところからやってきて「においが付くじゃない!!」と怒られる(新入りではない家の野焼きにはだんまり)。口答えすると、「目上の人の意見やルールには従うように」と書かれた回覧板が......。
ある日、新入りが来ると慣例で開くという懇親会に呼び出される。娘を実家に預け、しぶしぶ参加した新庄夫妻。ところが、村尾さんたちは「酒と米は持ってきたんか!?」と怒鳴り始めた。
アンタら今日何の会か分かっとるか?
アンタらが私ら先輩によろしくお願いしますってもてなす会なんや
まさか手ぶらで来て歓迎されるとでも思っとるんか?
最悪のご近所付き合いに疲弊した新庄夫妻は、程良町に住むアキラの旧友に誘われ、バーベキューに参加することに。あの矢場井町から一瞬でも抜け出せて良かった......と安心するアキラ。一方の夫は、この場の雰囲気に違和感を覚える。
アキラの地元の友達ってヤバい人たち?
あの人の右腕のサポーターの下に刺青見えるし...
お子さんたちみんな襟足長いし、髪染めてるし...
あの人なんて歯も眉毛もないし...
地元の友達をヤンキー扱いしてくる夫に、アキラは「昔ちょっとヤンチャだっただけでみんないい奴なんだよ!! てめーバカにするんじゃねぇクソ野郎!!」とブチギレ。でも、これはどう見ても......。
最悪のご近所さんと、ヤンキーに対する価値観がズレているアキラ。ヤバい人たちに囲まれた夫はどうなってしまうのか? そして、自治会生活の先に待っていた、意外なラスボスとは? 不穏な空気が充満する、新庄家のドタバタ自治会体験談!
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