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川上未映子の「品格」エッセンス

 作家の川上未映子さんは、2019年11月、小説『夏物語』(文芸春秋)で第73回毎日出版文化賞の文学・芸術部門を受賞した。作品のテーマは「人を産むことは善なのか、悪なのか」で、主人公はパートナーなしの妊娠、出産を考える女性だ。

 川上さん自身は妊娠・出産を経験して、現在、子育て中だが、美しさと凛とした姿勢が印象的だ。11月22日に発売した「&ROSY」(宝島社)2020年1月号の連載企画「美女と品格」に登場しインタビューにこたえ、美と品格について語っている。

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写真は、「&ROSY」(宝島社)2020年1月号p.59より。

 記事の中で、川上さんにとっての品格とは「自分の目利きになること」と言っている(p.60)。自分の目利きになるとは、"こうでなきゃいけない"という周囲から求められる姿にとらわれず、自分の価値や魅力に気づくことだ。自分が幸せになるために「目利きになって、本物の自由を手に入れること。その強さこそが品格」だとしている。

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写真は、「&ROSY」(宝島社)2020年1月号の表紙。カバーモデルは井川遥さん。

 「&ROSY」1月号のみどころについて、BOOKウォッチの取材に対し「&ROSY」編集長の梅田さんは次のようにコメントしている。

「1月号のみどころは、美容賢者51名が選ぶベストコスメです。メイクアップから、スキンケア、ヘアケア、ボディケアまで今年のイチオシコスメを一挙に紹介します。
 付録はアルティザン・アンド・アーティストとのコラボ第4弾! 本誌史上最大のメイクバッグは、コスメ収納や旅行にもぴったり。そして、カバーマークの人気ファンデーション、フローレスフィットのトライアルサイズもついてきます」


 末筆になるが、評者は『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ 著)に関するトークイベントで、お近くで川上さんをお見かけしたことがある。その時感じたのは、声の美しさと、人としてのたたずまいの綺麗さだった。なるほど、品格なんだと納得して本書を拝見した。


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