インプレス総合研究所によると、2018年度の電子書籍市場規模は2826億円と推計され、 2017年度の2241億円から585億円(26.1%)増加した。
コミックが前年度から542億円増加の2387億円(市場シェア84.5%)、文字もの等(文芸・実用書・写真集等)が同43億円増加の439億円(同14.5%)。
社会問題化していた海賊版サイトが2018年4月に閉鎖され、多くの電子書籍ストアが多額のマーケティング予算を前倒しで投入したこと、結果的には海賊版サイトが電子書籍の認知度向上につながったことも遠因となって、新規ユーザーの増加や平均利用金額の増加につながり、売上が劇的に拡大したと見ている。
一方、電子雑誌市場規模は296億円(対前年比6.0%減)と推計され、はじめてマイナスに転じた。
電子書籍と電子雑誌を合わせた電子出版市場は3122億円。2019年度以降の日本の電子出版市場は今後も拡大基調で、電子書籍市場は2023年度には2018年度の1.5倍の4330億円程度、電子雑誌も合わせた電子出版市場は4610億円程度になると予測している。
本調査結果の詳細は、新産業調査レポート『電子書籍ビジネス調査報告書2019』として2019年7月31日に発売。
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