新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、外で運動しづらい、ジムもダメ、散歩もちょっと不安。こんな生活が続いては、運動不足で体のラインもゆるみがち。
「コロナ太り」が気になる今は、食生活を見直して、健康にも体型にもいい習慣をつけてみるといいかもしれません。
「過剰な糖質制限や無理して食事を減らして空腹を抱えながら続けると、失敗しやすくリバウンドしやすい。継続がダイエット成功の一番の要因ですので、ある程度満腹感を覚えながら継続しやすいダイエット法がないか、長年探し続けました」
と語るのは『ダイエットの新提案 食べる前に飲む特製野菜ジュース』(アスコム刊)の著者で管理栄養士の望月理恵子氏。望月さんがたどり着いた答えが「食べる前に野菜ジュースを飲む」だったといいます。
・ポイントは、おからパウダー+重曹のベジファーストパウダー より野菜ジュースのダイエット効果を高めるために望月氏が開発したのが、本書で紹介されているおからパウダーと食用の重曹を混ぜ合わせた「ベジファーストパウダー」です。
このパウダーを野菜ジュースに入れ、食べる前に飲むと、重曹が発泡して胃を刺激し、さらにおからパウダーが胃の中で膨れるので、1杯でかなりの満腹感を覚え、自然と食べる量が減るそう。
さらに、ベジファースト(食事の前に野菜を食べることで、食後血糖値が急上昇しにくくなる)効果で脂肪がたまりにくくなるというダブルのダイエット効果が働くといいます。
野菜ジュースは砂糖が入っていなければ市販のものでOK。ベジファーストパウダー入りの野菜ジュースを、食べる前に飲むだけです。
・おすすめは朝食前「セカンドミール効果」で効果をUP
「3食の前に飲むのが理想ですが、難しい場合は朝食前がおすすめです。朝起きてすぐ野菜ジュースを飲んで、食事や出かける準備をして、20~30分後に食事をするのがベストです」と語る望月氏。朝に野菜ジュースに含まれる食物繊維をたっぷりとると、次の昼食の血糖値も上昇させにくく、やせ効果が続くというセカンドミール効果が期待できるそうです。
・免疫力を保ちながら健康的にやせられる
「ガマンなくやせられて続けられるというのがこのダイエットの一番の利点だと思います。栄養分が偏ると免疫力も低下しますので、野菜ジュースで栄養不足を補えば、健康面でもプラスに働きます」という望月氏。特に、おすすめしている手づくりの「やせる野菜ジュース」だと、ダイエット効果も健康効果もUPするといいます。
ヨガインストラクターの資格も持っている望月氏は、本書の中には、ダイエット効果をあげる、家でかんたんにできる4つのエクササイズも紹介しています。
「どんなときでも健康的な食事と適度な運動をすることが、体を健康に保つためには大切です。特に太ると、さまざまな病気のリスクを背負うことにもなりかねません。外出が自粛され、体を動かしにくいこんなときだからこそ、しっかりと体重管理をしたいところです」と語る望月氏。
ぜひ、一度本書のおすすめする「野菜ジュースダイエット」を試してみてはいかがでしょう。
(新刊JP編集部)
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