異性の好感を得るための振舞いや言葉づかいが身について外見が整っている人は、様々なことがうまく運ぶ......。きっと多くの人が身を持って知っているはず。
男性にとって、女性に「モテる」ことの恩恵は恋愛や結婚だけでなく、仕事においても大きいものです。でも、男性が女性からの好感を得るため(モテるため)に良かれと思ってしていることのなかには、実は女性を困惑させたり、ドン引きさせたりしていることも少なくありません。
無意識にこんな行動をしていませんか?
■「ハードワーク自慢」「昔の武勇伝」は自虐ネタでもやめておけ
強くてたくましい、昔ながらの「ワイルドな男らしさ」を追い求める男性は、今は少なくなっているはず。でも、男性は男性。本質のところは変わりません。「ワイルドな自分」をアピールしたい深層心理は無意識下でしっかりはたらいています。
それが表れるのが仕事の話や昔の話。
わかりやすく長時間の残業や仕事のハードさをひけらかす人が減った代わりに、自虐ネタにする人が増えました。
しかし、ストレートにひけらかそうと、自虐ネタにしようと、「ハードな仕事をこなす俺」アピールには違いありません。そして、どっちにしろ女性が好感を持つものではないのです。
これは「昔の武勇伝」も同じ。「ヤンチャしてた俺」アピールは、自虐ネタにしても女性の歓心を買う効果はないどころか「頭の弱い人」だと思われるだけです。
ワイルドな男性を求める女性もいるのでしょうが、今求められている男性性とは「肉体的なワイルドさ」ではなく、「精神的なタフさ」、「知性のたくましさ」なのです。
■誰でもできる女性が喜ぶホメ方の法則
男性の中には、人をホメることに慣れていない人が多いものです。だから、気になる女性をホメる時、視覚情報をそのまま口に出して「キレイですね」「かわいいですね」とやってしまいます。
もちろん、こうしたホメ方でも、言われた女性はうれしくないわけではありません。でも、モテる女性ほど外見をホメられることには慣れているもの。「キレイだね」と言われても「またかよ」と思うだけで、あなたに対する強い印象は残らないかもしれません。
ここで覚えておきたいのは、女性が「共感」を大事にする傾向があること。いかにもモテそうなキレイな女性に対しては、「キレイ」という今の状態(結果)をホメるよりも、「センスがいいね」「知性が光るね」など、考えや感覚に共感するホメ方の方が心に響きます。
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『モテすぎて中毒になる 男女の心理学』(神岡真司著、すばる舎刊)は、男女の脳の違いとそれに基づく考え方や感覚の違いを利用した人間関係のモテテクニックを網羅した一冊。
魅力的な人ほど、相手の気持ちや考えを汲んでコミュニケーションを取れるもの。仕事も恋愛も、人間関係を円滑に回すために、男女の間に横たわる、考え方の違いに目を向けてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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