きちんと仕事をこなしてお金を稼いでいるけど、刺激がなくて物足りない。
今の生活に不満はないが、充実感もない。
「今が嫌なわけではないけど、退屈」という感覚は、多くの人が持つものかもしれません。自分が本当に好きではないことを、「仕事だから」といって毎日続けていたらマンネリ化するのは、ある意味当たり前なのです。
■マンネリ化した日常を打破するための新習慣とは
『自由に稼ぐ、「冒険」のすすめ』(サンマーク出版刊)の著者である北川賢一さんは、人生に刺激と充実感を取り戻すための「冒険」をすすめています。
もちろん、「冒険」といっても一人でジャングルの奥地に出かけたり、会社を辞めて起業したりする必要はありません。
「当面は今の生活をキープしつつ、もう一つ別の世界を作ってそこで違う活動をしてみる」
これが北川さんのいう冒険です。冒険の内容は、料理、旅行、スポーツ、グルメ、雑貨あつめから温泉めぐりまで、何でもオーケー。仕事とは別の活動を始めることで、普段なら考えないことを考えたり、日ごろなら知り合わない人と知り合うはず。
そして、その活動によって、「大好きなこと」をまるごと、お金を稼ぐ手段にしてしまおうというのが北川さんのメッセージ。そのためにはウェブを活用することが必須だと北川さんは説きます。なかでも手軽にできる方法の一つが、「ブログ」です。
■ブログが大好きなことをビジネスにする入り口になる
昔だったら常識ハズレで、ありえないようなことでも、ビジネスとして成り立たせることが可能な時代になりました。スタートは自分が好きなこと、やりたいことにトライする、ただそれだけ。
その生き様をウェブで書いていくことで、同じような嗜好を持った読者が集まります。その入口がブログを書くことです。そうして誕生していくコミュニティを起点として、大好きをビジネスにしていく道がひらけるのです。
だからこそ、ブログのテーマは自分が好きなこと、ワクワク取り組めることに特化すべき。そうでないと長続きしませんし、アクセス集めのために自分の好みを殺して好きでもないテーマでブログを書くのでは、金のために我慢してやる仕事と同じになってしまいます。
もちろん、お金が入ってくるに越したことはありませんが、目的はあくまで「冒険」です。大好きなこと、やっていて楽しいことをする、そうした人生そのものを存分に情報発信して、新しい出会いや新しい行動を楽しむのが第一、お金は二の次、と考えましょう。
結局はそれがビジネスを成功させる近道だったりします。
「大好きをまるごとビジネスにしていく」やり方は世間一般では全くと言っていいほど知られていませんが、すでに多くの人が実践してきて出版に至ったり、副業から小さく始めて後には独立起業して成功したりと、効果は実証済みです。
日本政府も働き方改革として、同一賃金同一労働、週休3日、そして「副業」を容認し、変わりゆく日本社会において、本書では、人生を輝かせる冒険をしながら、同時に会社以外からの収入を生み出していくという、日常に新しい風を吹き起こしてエキサイティングな生き方を目指す人にとっては得るものが多いはずです。
(新刊JP編集部)
『自由に稼ぐ、「冒険」のすすめ』(サンマーク出版刊)