みなさんはどんな人が「美人」だと思いますか?
体型、ルックス、知性などさまざまな要素が考えられますが、間違いなく重要なところといえば「肌」ですよね。
オリコンが2015年1月に女性対象に行った「朝のお肌の見た目に関する意識・実態調査」によれば、「朝、周囲の人の肌をつい見てしまうことが多い」という質問に対して「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた人は合計42%、さらに「朝から肌の調子が良さそうな人は魅力的だと思う」について「あてはまる」「ややあてはまる」と回答した人は合計86%にのぼることがわかりました。
肌の調子を整えることは美人への近道。でも、魅力的な女性の肌を目指すにはどうすればいいでしょうか。
『素肌美人をつくるトータルスキンケアBOOK』(千堂純子/著、幻冬舎/刊)によると、肌の調子を良好に保つために「すべきこと」と「してはいけないこと」があるようです。それを一つずつご紹介しましょう。
◇美人への道は「正しい洗顔」から始まる
朝から瑞々しくハリがある肌になるためにすべきこととして、「洗顔」は欠かせません。
ネット上には「洗顔は面倒」という声がよく上がります。しかし、実は洗顔を怠ってしまうと一日の中で付着した汚れが残ってしまい、ターンオーバー(肌の細胞の新陳代謝)がスムーズでなくなり、肌の調子が悪くなってしまうのです。
そこで必要なのが洗顔です。本書では2種類のせっけんを使い分ける「ダブル洗顔」を推奨しています。
1つ目は、麦飯石や炭といった吸着成分の入ったせっけんです。これは肌に刺激を与えることなく汚れを落とす力があり、弱アルカリ性の性質が肌にこびりつく古い角質をゆるめて取り去ります。
2つ目は、保湿成分がたっぷり入ったせっけんです。こちらは肌を「整える」役目を果たすもので、二度洗いによって残っていたザラつきが落ち、保湿成分が肌にうるおいを与えてくれます。
あくまで「汚れを落とす」ことと「保湿成分を与える」ことは別と考えてケアをしましょう。それが美肌への近道です。
◇ダイエットすると美人になれない?
一方で、美人を目指すためにやってはいけないことが「過度なダイエット」です。
一気に体重を減らすと筋肉量も落ちてしまい、肌がたるんでしまう可能性があります。さらに、身体が飢餓状態になると、栄養が脳や内臓に優先的に送られるため、髪の毛や肌に届かなくなってしまうのです。
また、飢餓状態の恐ろしさはこれだけではありません。女性ホルモンのバランスが乱れ、肌の弾力を保つ卵胞ホルモンが分泌されにくくなり、老化が促進されてしまうのです。
過度なダイエットはデメリットだらけです。モデル体型に憧れて徹底的に体重を落とし、摂食障害を起こしてしまった人もいます。体調も崩してしまうほどのダイエットはあなたを美人から遠ざけてしまうのです。
『素肌美人をつくるトータルスキンケアBOOK』は単なるスキンケアのみならず、生活習慣にまでメスを入れて、女性の美しい肌づくりを助けてくれる一冊です。
魅力づくりはまず肌から。ぜひ参考にしてみて下さい。
(新刊JP編集部)
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