恋愛などの人間関係、仕事、お金など、私たちはさまざまなことで「悩み」を抱えますが、人に相談できるうちはまだいい方で、何年も苦しい思いを続けているのに、誰かに話すこともできないという深刻な悩みもあります。
悩みを抱え込みつつ、「悩んでいる自分」に幻滅してまた悩む…。こんな悪循環に陥っている人の味方になってくれるのが『22世紀的「人生の攻略本」 起こることは全部マル!3時間で新しい自分になれるワークブック』(ひすいこたろう、はせくらみゆき/著、ヒカルランド/刊)です。
今回は本書から、「悩み」からくる苦しさやストレス、心のモヤモヤから解放されるための方法をいくつか紹介します。
■「悩んでいる自分」を受け入れる
もし、あなたがあまりにも色々なことで悩み、いつも何か心配事があるような状態なら、「悩んでいる自分」を受け入れてしまうことで気持ちが軽くなるかもしれません。
具体的には、「悩みが自分につきまとってくる」という考え方をやめて「自分は悩むことが好きなんだ」と考えてしまうのです。
「悩むことが好きで、自分から進んで悩んでいる」と発想を転換すれば、悩みはあなたを苦しめるものではなく、あなたを成長させるステップに変わるはずです。
■「今」に意識を集中する
「悩み」とは具体的にいえば「未来への不安」と「過去への後悔」に尽きます。
でも、私たちが生きているのは「今」。
「今」の地点から見れば、「未来」「過去」も存在しませんから、本来なら不安とも後悔とも、もちろん悩みとも無縁のはずです。
自分が生きている「今」だけに心を向けて、集中していれば、悩みをストレスとして感じることは減ります。
■悩みが消える魔法の言葉
もし、何を試しても悩みが消えず、心がもやもやしたままなら、こんな「開き直り」が有効かもしれません。
それは、自分が悩んでいることの後ろに「それが何か?」をつけるというもの。
――つい食べすぎて、ダイエットが続かないんですけど「それが何か?」
――親とうまくいっていないんですけど「それが何か?」
――学校に行きたくないんですけど「それが何か?」
というように、「それが何か?」をつけることで、ひとまずは悩みを受け入れることができます。
自分の状況を受け入れられないからこそ、悩みは苦しいものなのだと考えると、「それが何か?」と開き直ることは悩みから解放される第一歩だといえそうです。
本書には、人が悩みから解放されて、生き生きと、ワクワクしながら生きていくための心の持ち方、考え方がまだまだ取り上げられています。
今考えても仕方ないことや、自分にはどうしようもないことでいちいち悩んでいるのは損!そんな自分を変えるために、本書はきっと役立ってくれるはずです。
(新刊JP編集部)
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