英語だとなかなか気持ちまで伝えられない…という方は多いですよね。
それは、あなたが使っている英語が、学校の教科書や参考書で教わったままだからかもしれません。ちょっとひと言変えたり、付け加えたりするだけで、グッと伝わる英語になるんです。
では、そのポイントをいくつかご紹介しましょう。
■「とっても気に入りました!」と伝えたいときは…?
もちろん“I like it.”でも「気に入りました」という気持ちは伝わります。でも、残念ながら「とっても」というところまでは伝わりません。
「とっても気に入りました」と言いたいなら、“do”をプラスして、“I do like it.”と言いましょう。“do”をプラスするだけで、言いたいことを上手に強調することができるんです。しかも丁寧に聞こえるので、いろいろなシチュエーションで使えて、とても便利です。
■「もうとにかくキレイ!」と言いたいときは…?
「キレイ!」なら“It’s beautiful!”でいいのですが、「もうとにかくキレイ!」と強調したいときもあります。その場合はあ、“simply”をプラスします。“It’s simply beautiful!”といいえば、「もうとにかくキレイ!」という気持ちが伝わります。ちなみに、“simply”には「とにかく~」という意味があり、後ろにくる言葉を強調してくれます。“It’s simply…”で、「もうとにかく~だ」「最高に~だ!」というニュアンスになります。
■「いっこうにかまいません」は何と言う?
「かまいません」を“I don’t mind. ”と言うのは、みなさんご存じでしょう。ですが、「いっこうにかまいません」ともっと相手を気遣いたいときは、“at all”をプラスしましょう。“I don’t mind at all.”とすれば、「全然いいですよ」「いっこうにかまいませんよ」というニュアンスに変わります。
このように、私たちの良く知っている英語に、ちょっとひと言付け加えたり、一部言い換えたりするだけで、気持ちまでしっかり伝わる英語になります。こういったテクニックを1冊にまとめたのが、英語本のベストセラー著者であるデイビッド・セインさんの『英会話は伝え方で9割決まる』(アスコム刊)。
ネイティブような英語はしゃべれない…と思っていても、想像以上に簡単に近づくことができるはずですよ。
(新刊JP編集部)
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