低迷状態だった1980年~90年代の邦画のなかでたった一人、気を吐き続けた希代の映画プロデューサー・奥山和由の一代記。
北野武の映画監督デビューとなった『その男、凶暴につき』、監督と対立し、自らもメガホン取った『RAMPO』、佐藤浩市、本木雅弘、竹中直人、椎名桔平らが共演した『GONIN』、今村昌平に2度目のカンヌグランプリをもたらした『うなぎ』など多くの話題作の舞台裏が明らかになる。
35歳で取締役になるなど、我が世の春を謳歌(おうか)するが、突然のクーデターで松竹を追われるなど波乱(はらん)万丈、毀誉褒貶(きよほうへん)相半ばの映画人生を送る奥山が自らの作品のすべてを語っている。
聴き手を務めるのは『あかんやつら』など数々の話題書で知られる映画史研究家の春日太一。読み応え抜群のノンフィクションになっている。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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