主人公は、いまなお現役で演奏活動を続けるジャズ界の巨人2人(秋吉89歳、渡辺86歳!)。「新しいバンドを作るんだけれど、一緒にやらない?」秋吉が渡辺を誘ったのは、今から60年以上前、横浜のある進駐軍クラブだった―----著者は「日本ジャズ史の源流には、この出会いがあった」と語る。
本書では、満州と宇都宮で生まれたそれぞれの生い立ち、ジャズとの出会い、進駐軍クラブでの活動、米国での修行と帰国、そして、世界的ミュージシャンとしての栄誉と活躍の軌跡をたどる。それは日本のジャズ史そのものだ。25年以上に及ぶ取材の経験と知識を基に、戦後から現代までの日本ジャズシーンの展開を立体的に描き出す。
2人のインタビューはもちろん、ペギー葉山、山下洋輔、北村英治、原信夫ら、レジェンドたちの証言も満載。ジャズファンにはたまらない内容だが、そうでもない人も戦後日本の大衆芸能史としても楽しめるだろう。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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