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「笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳 戦国時代」房野史典著

  NHK大河ドラマ「真田丸」が大変な人気だ。真田親子の絆に胸打たれたり、虚を突いた頭脳戦に目を見張ったり、日本が誇る戦国武将たちの活躍に胸躍らせたり。さて、そんなとき、ネット連載を始めた途端に「ドラマより面白い!」とアクセスが爆発、たちまち書籍化された本が、コレだ。
 第1章が「関ヶ原の戦い」、第2章が「真田三代」。なんとも心をくすぐる。笑ったり泣いたりして読み進めるうちに、大勢の人物のキャラから複雑な時代の全体図まで頭に入ってしまう。そして読んだ後に思うのだ。戦国時代も今も、同じようなことを繰り返しているんだなと。帯では芥川賞作家の又吉直樹氏も絶賛。他にも「この時代を初めて理解できた!」「歴史って、こんなに面白かったんだ」という声が多数集まっている。
 著者は戦国を愛してやまない芸人。彼の咀嚼(そしゃく)力と表現の自由さは、人を夢中にさせる”何か”がある。 

書名:笑って泣いてドラマチックに学ぶ超現代語訳 戦国時代著者:房野史典発行:幻冬舎定価:1300円+税

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