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「新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか」田村圭介×上原大介著

  新宿駅のリニューアルが今、話題になっている。高速バスターミナル「バスタ新宿」、バスタ隣にできた商業施設「ニュウマン(NEWoMan)」。これらの施設が新宿の街と人の流れを変えつつある。
 新宿駅は東京にあるひとつの駅にすぎないが、なぜこれだけ話題になるのかといえば、実は新宿駅が日本一、いや世界一乗降客数が多い駅(1日364万人)としてギネス世界記録に登録されているからだ。
 新宿駅はとにかく迷う。近年、ダンジョンと呼ばれ、誰もが迷いながらこの迷惑を楽しんでいる感もある。364万人といえばパリの人口、約225万人より多く、1つの駅がこれだけ多くの人間を、大きな事故もなく日々さばけるのは奇跡にも感じる。
 新宿駅はなぜこれだけ大量の人を日々さべけるのか。本書はこの謎に「マツコの知らない世界」で人気の駅オタクの大学准教授と新宿を舞台にゲームをつくったプログラマーが迫った。

 

 

書名:新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか
著者:田村圭介×上原大介
発行:SB新書
定価:800円+税

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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