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「『従軍慰安婦』朝日新聞VS.文藝春秋」 文藝春秋編

  再び議論が高まり、連日関連報道もなされている朝日新聞「慰安婦報道問題」。この夏、「慰安婦を強制連行した」という証言(吉田証言)について「誤報」と認めた朝日は、32年間にわたる誤解を国内外に与え続けたことになる。
 これまで文藝春秋の雑誌誌上では、朝日「慰安婦報道」に対して、気骨ある発言や寄稿が展開されてきた。これらの中から11本の論文を厳選。さらに西岡力氏の書き下ろし論文を加えた。朝日報道が国連にまで悪影響を及ぼした経緯を論じた「歪められた私の論旨」(秦 郁彦氏)、戦時の慰安婦制度を検証する「従軍慰安婦問題を50年後に断罪するな」(保坂正康氏)、「河野談話」を検証した櫻井よしこ氏らの論文のほか、塩野七生氏による「朝日新聞の"告白"を越えて」も収録している。
 なぜ問題はこじれたか。今読むべき1冊。

書名:「従軍慰安婦」朝日新聞VS.文藝春秋
著者:文藝春秋編
発行:文春新書
定価:730円+税

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