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「犬が虹を渡るとき 一番に思い出すのはあなただろう」 秋山みつ子と犬仲間たち著

  闘病生活に疲れ、人生への希望が持てずにいた女性に、ハンディキャップを持ちながらも精いっぱい生きる姿を伝えた―。人とのコミュニケーションが苦手な男性が、あるきっかけでゴールデンレトリバーを預かることに。だがその犬の苛酷な生い立ちを知り、一緒に笑顔を覚えようと決意するが・・・。かつて飼っていた犬の名を呼ぶ認知症の義母のために、夫婦がとった行動とは? 自分の留守中に愛犬を失ってしまった罪悪感から、ペットロスに苦しむ女性。引きこもりの日々を送る中、愛犬から1通の手紙が届いて・・・。
 ノンフィクション作家でもある著者が、長年の取材活動で得た実話をもとに描いた、10編の感動ストーリー。心に様々な傷を負った人々が、犬たちによって、生きることへの意味や答えを見つけ出していく。人間の心の隙間を優しく包み込む犬たちの汚れない姿に、心地よい温かな涙があふれる。

書名:犬が虹を渡るとき 一番に思い出すのはあなただろう
著者:秋山みつ子と犬仲間たち
発行:竹書房
定価:1,200円+税

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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