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「2回以上、起業して成功している人たちのセオリー」　博報堂ブランドデザイン著

セオリー
ブランド
博報堂
成功
起業
夕刊フジの書評から
2013/9/13
 　会社を作り、軌道に乗せるのさえ一苦労というのに何度も起業して成功している事業家がいる。
　ソフトバンクグループの創業者、孫正義氏を兄に持つMOVIDA JAPANの孫泰蔵社長やLivertyの家入一真代表ら「連続起業家」21人を約３年かけてインタビューし、分析したのが本書。
　雇われる側ではなく雇う側に回った動機や、「これがビジネスになる」とひらめいたきっかけなど微に入り細に入り聴き出しているところが興味深い。
　だが、気になるのはやはり成功の奥義だろう。軌道に乗せる秘訣（ひけつ）は何か。共通項はあるのか。
　「市場調査を信じない」「競合より協業」など８つのポイントを結論として導き出しているが、どれもビジネスマンの基本とは一線を画しているのが斬新だ。
　起業を志すものが本書を手に取れば、ヒントをつかみ、失敗するリスクをある程度軽減できるのでは。

書名：2回以上、起業して成功している人たちのセオリー
著者：博報堂ブランドデザイン著
発行：アスキー・メディアワークス
定価：780円

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代～60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」（http://www.zakzak.co.jp/）で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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夕刊フジの書評からの一覧

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