日本語を英語に直訳しても、ネイティブに通じません。
ときには、ネイティブの誤解を招き、イラっとさせてしまうことも。
英語でビジネスをスムーズに進めたいなら、ネイティブにちゃんと伝わる、ネイティブ流の表現を学ぶことが必須です。
■たとえば、日本人が良く使う英語
It’s OK.
こちら、実は、全然OKじゃないんです。
ネイティブにとってOKは「なんとか合格点かなあ…」といったところ。日本人は、「すごくいいね!」というつもりで使ってしまいがちですが、ネイティブにはまったく違う意味で伝わります。気を付けないと、ネイティブをムッとさせてしまいますから、要注意です。
■また、上司においしい食事をごちそうになったとき、
This tastes good.
なんて言っていませんか?
この言い方、実は「まあまあだね」という意味で、まったく褒め言葉ではありません。ごちそうになっている立場を考えると、そのつもりはなくても、ちょっと横柄で失礼な表現になってしまいます。おいしかった感動を伝えたいなら、 It’s really good! もしくは It’s delicious! と伝えます。
日本人の英語が通じないのは、日本語を直訳してしまうから。
日本語には日本語なりの言い方があるように、英語には英語の言い方があります。
12月にアスコムから発売された『打ち合わせから出張まで ネイティブに伝わるビジネス英語 ワンランクアップ編』は、まさに、日本人が言いたい表現を、ネイティブ流に表現した、まさに、かゆいところに手が届く、ビジネス英語の表現集。しかも、使ってはいけない表現とネイティブに「ちゃんと伝わる」表現がビジネスシーンに合わせてまとめられているから、本当にわかりやすい。スムーズな英語コミュニケーションに必携です!
書名:打ち合わせから出張まで
ネイティブに伝わるビジネス英語
ワンランクアップ編
著者:デイビッド・セイン
発売日:2012年12月13日
定価:935円(税込)