本を知る。本で知る。

カラーの魔術師が作る『エクレア進化形!』で、脳も驚く圧倒的なエクレアデコを堪能★★★

細長いシュークリームで、チョコレートがかかっていたりする…それがエクレアと思っていましたよね?
元FAUCHON(高島屋などに出店しているフランスのフォーション)シェフパティシエのクリストフ・アダムが作り出すエクレアは、私たちが思っていたエクレアではありません。

基本のシュー生地に、フォンダンと呼ばれる色とりどりの衣をかけ、中に詰めるクリームやフォンダンにいろんな仕掛けをする。そのデコレーション能力! 味のコーディネーション! ページをめくるたびに、「これもエクレア?」な驚きに、目も胃袋も刺激を受けます。さすがフランス、エクレアがファッショナブル☆

たとえばエクレア・シュクレ(甘いエクレア)、黄色の「スミレとマンゴー」や、ピンクのフォンダンに白い糖衣がけアーモンドが乗った「ドラジェ」、一見コロッケに見える「ショコラココナッツ」、南ドイツのケーキがエクレアに変身した「黒い森」、流れる水のようなフォンダンのグラデーションが美しい「アクアティック」など。

エクレア・サレ(スナック的な塩味のエクレア)では、日本のワサビ豆が飾られた「スモークサーモンとワサビ」や、前菜がエクレア化した「エビカクテル」、フォワグラやトリュフなどの高級食材との共演から、「ホットドッグ」のようななじみのあるスナックまで。

うまく作れたら、とてつもなく幸せになるし、見ているだけでも盛り付け・デコレーションの参考になる。
今まで見たことのない、新しいエクレアの世界に、一歩踏み出してみてください。

著者のクリストフ・アダムは、イケメンとして有名なパテシィエですが、2012年FAUCHONより独立、パリ12区に自身のお店”Adam's”を作りました。パリの12人のパティシエで構成される、Club de sucreでも活躍中。12月には、パリのマレ地区にエクレア専門店を出す予定です。いつか日本にお店ができることを願って…。

クリストフ・アダムは、11月上旬来日し、「レコール・バンタン」で特別授業を行う予定です。
http://lecole.jp/

元「女子高生お菓子チャンピオン」アメリさんの、「エクレアタワー見学」「アダムのエクレア試作ルポ」はこちら↓
http://nyoron38.blog.so-net.ne.jp/2012-10-18

小学館オンライン/エクレア進化形! では、ためし読みもできますよ。
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784091022820

書名:エクレア進化形!
著者:クリストフ・アダム
発売日:2012年10月15日
定価:1,260円(税込)

旅行 ホビーの一覧

一覧をみる

書籍アクセスランキング

DAILY
WEEKLY
もっと見る

漫画アクセスランキング

DAILY
WEEKLY
もっと見る

当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!

広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?