山川出版社は、2011年4月に発売しご好評いただいた「レンズが撮らえた幕末の日本」の続編となる、『レンズが撮らえた幕末明治日本紀行』を、12月14日から全国の書店で発売ています。
幕末に初めて日本に紹介された写真は、明治に入るとより多くの人たちによって、撮られるようになっりました。初めは記念写真として、そして次第に人びとの日常にまで入り込み、歴史遺産としての価値も深まっていきます。
本書では幕末から明治の写真家として、上野彦馬、F・ベアト、武林盛一、スティルフリードらの写真はもとより、無名の個人写真まで探しだして、当時の記録写真約800点で構成しています。事件、風景、風俗、家族などを対象に、日本列島の北海道から沖縄まで、各地を撮影した貴重な写真を網羅して、幕末・明治の日常をしることができる一級の資料になっています。。
書名:レンズが撮らえた幕末明治日本紀行
監修:小沢健志
編集:岩下哲典
発売日:2011年12月14日
定価:1,600円