本当に大切なものがなんなのか、私にはわからなかった――。
低層階と高層階、専業主婦とバリキャリ、子どもの学力、夫の職業。さまざまな軸で見えない競争意識に駆り立てられていく大人たち。憧れのタワマン生活を手に入れた、その先にあるものとは?
「シリーズ立ち行かないわたしたち」の第4弾となる『タワマンに住んで後悔してる』(KADOKAWA)は、同じタワマンの低・中・高層階に住む家族3組の虚栄と内情を描いたセミフィクションだ。6階の渕上(ふちがみ)家。26階の瀧本(たきもと)家。42階の堀(ほり)家。彼らは一見華やかで幸せそうだが、他人にはうかがい知ることのできない悩みや葛藤を抱えていた。
九州から念願の東京転勤が叶い、タワマン低層階の部屋を購入した渕上家。「平凡じゃない」幸せな生活が始まるんだと、一家は希望に胸を膨らませていたが――?
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