2023年4月27日、学研の科学シリーズの復刊第3弾として『学研の科学 万能顕微鏡と標本作成キット』(Gakken)が発売された。
本キットは、実験キットの「万能顕微鏡と標本作成キット」、実験を多数紹介した本誌、学研まんが『ひみつシリーズ』に加えて、オンラインコミュニティ「学研の科学 あそぶんだ研究所」がセットになったもの。1つのキットに4種類のアイテムが詰まっている。
実験キットの「万能顕微鏡」はLED内蔵の50〜100倍(投影型は15倍)に拡大できる組み立て式の顕微鏡だ。下から光を当ててプレパラートを観察する透過型、上から光を当ててものの表面を観察する反射型、虫めがねスクリーンに映す投影型*の3種類の実験を楽しめる。肉眼では見えないミクロの世界には、観察者を興奮させる発見がいっぱいだ。
キットには、スポイトやピンセット、3種類のスライドガラス(プラスチック製)などの標本を作成する道具がついていて、自分で集めたふしぎなもの、めずらしいもの、人に見せたいものなどを標本にして、自分だけのコレクションをつくることができる。
顕微鏡本体の組み立て時間の目安は10分。組み立て動画があるので、子どもが1人で完成させられる。
本誌には、顕微鏡の使い方から、発見がいっぱいの観察図鑑、ミクロの世界の興味をひろげる記事やよみものなどがもりだくさん。顕微鏡を使った実験を通して、手を動かし工夫しながら科学の楽しさを実体験できる。
また、同志社大学ハリス理化学研究所助教・桝太一さんの取材記事や、AR三兄弟の顕微鏡ARアプリ、記事連動の動画も。すべてふりがながついているので、子どもが一人で読み通すことができる。
このほか、『ひみつシリーズ』は、身の回りの疑問や知りたいことをわかりやすく解説する、学校や図書館で小学生に大人気の学習まんが。今回のテーマは「宅配ロッカー」。荷物の受け渡しだけでなく、環境保全や防災にも役立つ技術を紹介している。
また、「学研の科学 あそぶんだ研究所」は、読者と編集部がいっしょになり、科学を楽しむ無料のオンラインコミュニティ。編集部による生配信のワークショップに参加できたり、キットの遊び方をみんなで投稿したり、ここでしかできないオンライン体験を味わうことができる。
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