やりくり上手なフランス流のおもてなしは、自慢のひと皿に簡単な料理2品くらいで十分なのだとか。
フランス人の夫と子ども2人と暮す、料理家のサルボ恭子さんの新著『おもてなしは一品豪華主義でいい』(誠文堂新光社)には、フランス流のおもてなしのエッセンスがつまっている。サルボ恭子さんは、自身のインスタグラムで次のようにコメントしている。
「フランスの友人達の気軽なもてなしに、いつもハッとさせられます。これでいいのよねえ、と」(Instagramより)
フランス人らしい「合理的で」「気の利いた」おもてなしは、ふだんの料理に、素材の組み合わせを工夫したり果物やスパイスを加えたり、少しの驚きをプラスすること。
作るのは3品。1品だけは少しだけ頑張って作り、あとの2品はマリネやスープといった簡単なオードブル。頑張るといっても、全行程で「焼くだけ」「煮るだけ」と調理道具1つでできるという手軽なものばかりだ。
本の中には、20コース約70レシピが紹介されている。たとえば、オーブンで焼くだけのスパイシーローストポークや、鍋で煮るだけの鶏肉と野菜のクリーム煮、フライパンで焼くだけの豚フィレ肉ソテー りんごと玉ねぎの白ワインソースなど。
また、あえるだけ、混ぜるだけのオードブルとして、まぐろのカルパッチョやモッツァレラとカラフルトマトのオレンジマリネ、きゅうりと梨のアボカドサラダなども紹介されている。
次の写真4点は『おもてなしは一品豪華主義でいい』(誠文堂新光社)より。
BOOKウォッチでは、レシピ関連で『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社)なども紹介している。
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