和田誠さん「週刊文春」表紙、今後も掲載

　イラストレーターの和田誠さんが、2019年10月7日亡くなられた。多くの仕事を手がけてきたが、一般の読者の目に最もふれてきたのは、「週刊文春」の表紙だろう。和田さんは、1977年5月12日号から42年間にわたり担当してきた。

　今後、表紙はどうなるのか？　という問い合わせに対し、10月11日、同誌は2017年7月27日号から続けてきた、過去の傑作選によるアンコール企画を続行することを明らかにした。

　「表紙に、最低限の文字しかないのは、ひとえに、和田さんの絵の魅力あってのことです。毎週、読者の皆様が思わず手に取り、家庭に持って帰ることのできる、素晴らしい表紙を描き続けてくださいました」と感謝のメッセージを寄せている。

　まだ、しばらくは温かみのある和田さんの表紙を目にすることができそうだ。

写真は「週刊文春」10月17日号

（BOOKウォッチ編集部）