米ぬかと聞いて、「ぬか漬け」のぬか床をイメージする方は多いかもしれません。
でも、実は米ぬかそのものも食べられる、ということをご存じですか?米ぬかはきな粉のような食感と風味をもっています。きな粉の代わりはもちろん、クッキーなどお菓子に使ったり、いりごまの代わりに使ったり......今、米ぬかを食べる健康法が注目され始めています。
◎知られざるスーパーフード「米ぬか」
米ぬかは、玄米を精米したときに出る外皮のこと。
玄米は健康食材の代表格。食物繊維が豊富で、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールも豊富に含まれるので、健康と美容のため、ダイエットのために食べている方も多いと思います。ただ、炊くのが面倒なのと、意外に食感などで好みがわかれる食品でもあります。
一方で米ぬかは、玄米の栄養素のおよそ95%が含まれている部位。『腸スッキリ!米ぬか毒だしダイエット』(アスコム刊)によると、米ぬかを食べれば、玄米を食べたのとほぼ同様の栄養が摂取できるそうです。
分量の目安としては、大さじ1杯で、玄米ごはん2膳分の栄養素が摂取できる計算になります。米ぬかは、とても効率よく、手軽に栄養摂取がかなう、スーパーフードなのです。
◎食べることがエコになる
米ぬかが栄養豊富だということについては、これまで一般的には、よく知られていませんでした。カスやゴミとして認識されてしまうことが多く、食べられずに処分されることがほとんどでした。なんと、年間100万トンもの米ぬかが今も処分されているといいます。
◎食べると腸スッキリ!免疫力アップ
また、本書では米ぬかが持つ、毒だし効果についても解説しています。米ぬかの毒だし効果は「腸の大掃除ができる」と言われるほどなのだそう。腸内環境が整うため、便秘解消にも役立つとされています。また、食べ過ぎてしまった糖質や脂質を、腸内で吸収される前に吸着して排出する効果がある、とも。
◎体の調子を整える
米ぬかはビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどが豊富に含まれる、「天然のマルチサプリ」でもあります。豊富なポリフェノールが、血液をサラサラにし、コレステロール値を低下させ、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防にもつながるそう。また、血行改善を促すので冷え性の改善や薄毛の予防にも役立つとしています。
◇
『腸スッキリ!米ぬか毒だしダイエット』(アスコム刊)は、漢方医学、自然療法や食事療法などに精通する石原新菜医師が、米ぬかを使った新しいダイエット法として、その効果と方法をまとめた一冊。
おいしく食べられる「米ぬかパウダー」のつくり方はもちろん、米ぬかを使ったおいしいレシピもたっぷり紹介します。ごはんのお供にぴったりのふりかけ、あと一品欲しいときに嬉しい和え物、子どもも大人も大満足のカレーや親子丼、焼うどんに卵サンド、ハンバーグや麻婆豆腐、ギョウザにグラタン、さらには、甘いもの好きに嬉しい白玉や蒸しケーキなど。ボリュームも栄養もたっぷりのおかずから、丼や麺類、スイーツまで、和洋中とバリエーションが豊富。飽きずに米ぬかを美味しく食べられる、大満足のメニューがたっぷり。試してみると、米ぬかの意外なおいしさと、衝撃のすっきり感、そして健康への好影響がわかるはず。これでやせられるなら、とうれしくなります。
コロナに負けない体を作るために、そしてダイエットのため実践してみてはいかがでしょうか?
(新刊JP編集部)
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