この大型連休、過ごし方は決まりましたか?
もしまだ決まっていないならば、都会の喧騒を離れて自然豊かな静かな場所に行くといいかもしれません。自然の中でリラックスをしつつ、普段から酷使している「耳」のケアになります。
聴覚のリフレッシュの重要性を訴えるのが『いつでもどこでも 耳がよくなる小さな習慣』(大和書房刊)の著者である今野清志さん。
「スマホ難聴」が指摘されるなど、生活習慣によって耳のケアが必要になっている日本人。だからこそ、耳のリフレッシュが必要です。では、どのようなリフレッシュ方法があるのでしょうか。
本書に書かれた今野さんのアドバイスを見ていきましょう。
休みの日は自宅にこもらず、できるだけ外に出ましょう。そして、可能であれば自然が豊かな場所に行き、新鮮な空気を吸ってリフレッシュ。小鳥の声や風の音を聞いてみてください。
自然に触れることが、自律神経のバランスを整えることにつながると今野さんは述べます。
現代人は酸素が不足しており、それが身体の不調、ひいては耳の不調に大きな影響を与えていると今野さん。しかし、人が多くいる小さな部屋の中で仕事をし続けていると、必然的に酸素不足に陥りやすくなります。
そこで、休日こそ、自然の豊かな場所に行き、たっぷりと酸素を吸うことが大切。さらにハイキングをすれば、下半身の筋肉を鍛えることができるので、一石二鳥にも三鳥にもなります。
それでも外に出るのが億劫であれば、家で料理をしてみるのもおすすめ。今野さんいわく、料理の音はリフレッシュ効果が高いそう。お湯が沸騰する音、野菜を切る音、鍋が煮える音、フライパンでお肉を焼く音などは、食欲を高めて脳の活性化にもつながります。
また、料理の音には「いい匂い」がつきもの。音と匂いをじっくり味わいながら料理に挑戦してみる。普段料理をしない人も、何も予定がない休みの日には挑戦してみてもいいのかもしれませんね。
リフレッシュしてこその休日。心身に無理をかけない時間を作ることは、五感にも影響を与えるはずです。最近ちょっと忙しくて疲れていて...という人は、本書の今野さんのアドバイスを実践してみるのもいいのかもしれませんね。
(新刊JP編集部)
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