いつも不安で、自己肯定感が低く、損ばかりしている。もう少し自信をつけられたら...。
新年を迎え、今年こそ自信のない自分を変えたい。でも、大きな成功体験がなければ自信なんて簡単にはつかないのでは? そう思っている人は多いのではないでしょうか。 そういうときは「暗示」のパワーに頼ってみてください。
『マンガでわかる!人は「暗示」で9割動く!』(内藤誼人著、 rikkoイラスト、酒井だんごむしシナリオ、すばる舎刊)は、「暗示」を使って自分の気持ちや人間関係をラクにする方法を教えてくれる一冊。今から使える心理テクニックが満載です。
ここでは、自分の気分を上げて、自信を高めるためのテクニックを3つ本書からピックアップします。すぐにできるので、ぜひ実践してみてください。
自信がない。気分がなかなか上がらない。そんなときは自己効力感を高める暗示がオススメです。
自己効力感とはどんな時でも「上手くいく」と思える感覚のこと。これが高ければ、どんな場面でもポジティブに挑戦することができます。
その方法はカンタン。「私はツイてる!だから何をやっても上手くいく!」と思うこと。自惚れでもいいのです。こう思うことが大事です。
それでも「こんな風に思えない...」となるなら、夜寝る前のちょっとした時間などで、自分のいいところ探しや、なりたい自分像をイメージしてみましょう。「毎日会社に行っていてエラい!」「私は幸運体質」など何でもOKです。
ことあるごとに心が動揺し、「ああ、自分ってダメだな」と思ってしまう。
しかし、ちょっとしたことで心が動揺してしまう人は、お金を稼げないというデータがあるといいます。「ああ、自分ってダメだな」は自分から自信を遠ざける悪魔のワードと言っても過言ではありません。
では、「自分ってダメだな」と思ったらどうすればいいのか。答えは、そう思った瞬間に、自分に「大丈夫だよ」と言い聞かせてあげるのです。
声掛けはなるべく早くが基本。そのうえで、自分が楽しめるような快適な未来を想像するようにすれば、気分が落ち込むことが減り、自信がついてくるようになります。
今年の抱負や目標などをノートや手帳、もしくは書き初めとして文字にする人は少なくないはずです。これは暗示としても良い影響を及ぼすと内藤氏。
とはいえ、せっかく願い事を書き出すのであれば、文字は大きく書きましょう。
堂々と文字を大きく書くことで、なぜか気分まで大きくなってくる暗示がかるといいます。大きく書くということは、自信を持つということ。紙からはみ出すほどの大きな字で書けば、「これって本当にうまくいっちゃうんじゃないの?」と自分でも信じることができるはず」と内藤氏は言います。
自己暗示によって自分をコントロールできるようになる人は、年収も高くなる傾向にあると内藤氏。
アメリカ・メリーランド州にあるタウソン大学の経済学者メリッサ・グローブズは分析によって、「自分がこうすれば必ずこうなるだろう」というコントロール感を持っているほど、成功に近づくことができることを解き明かしました。
デキる人はやっている暗示術。本書では少し習慣や振る舞いを変えることで他人の行動を変える心理テクなども掲載されています。今年こそ自分を変えたいと思う人には参考になるはずです。
(新刊JP編集部)
次これ読もう、が見つかる「新刊JP」 日本最大級の書籍紹介ウェブサイト。話題の書籍や新刊本をブックナビゲーターが音声で紹介するインターネットラジオ番組「新刊ラジオ」や、書評記事、イベントレポート、出版業界の動向などを提供するニュースメディア「新刊JPニュース」、旬の作家のインタビューを掲載する「ベストセラーズインタビュー」、書店をフィーチャーした企画や電子書籍レビューなど、本にまつわるコンテンツを豊富に揃えています。あなたの「あ、これ読みたい」が見つかるはずです。
記事一覧 公式サイト当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?