2017年も残りわずか。いい年だったという人も、残念ながら今年はあまりいい年ではなかったという人もいると思いますが、年が変われば再スタートです。
でも、今年はあまり一年でいい年はではなかったとしたら、来年も同じことをしていては同じ結果が待っているだけ。2018年を、そしてその先の人生をいいものにするために、これまでやってこなかった新しい試みをチャレンジするのもいいかもしれません。
■2018年を最高の年にするためにやるべきこと
人生をいい方向に変えていく方法として、フィナンシャルプランナーの加持麻希さんが著書『びっくりするほど夢が叶う未来設計術』(セルバ出版刊)ですすめているのは「人生設計」を作ること。
「人生設計」は誰もが漠然と持っているものですが、実現すべき目標と捉えている人は
案外少ないはず。加持さんが提唱しているのは、自分の夢をはっきり把握して、それを実現するにはどのくらいのお金が必要かを算出することによって、やるべきことを明確にする、より具体的な人生設計です。
とはいえ、自分がどんな人生を送りたいのかを具体的にイメージできる人は多くありません。ここでは、本書から「なりたい自分」「理想の人生」を明確化する方法を紹介します。
■家族・仕事・健康...自分が本当に求めているものを見極めよう
加持さんは、人生設計を作る際に
・家族...家族やパートナー、恋人とどのように過ごすか、親子関係、夫婦関係、子どもの教育など
・仕事...仕事で収入アップ、社会貢献、自分のスキルアップ、投資、副業、起業など
・健康...健康のための食事、運動、生活習慣の改善、ダイエット、エステなど
・人間関係...友情、人脈、現在周りにいる人間関係、起業仲間など
・趣味...旅行、ショッピング、スポーツ、映画、ドラマ、コンサートなど
・学習...語学、資格、ビジネススキルなど
の6つの分野を意識すると、今後自分が納得できる人生が見えやすいとしています。
これらの分野がそれぞれどんな状態なら満足いくかを考えると、人生設計の材料が見えてくるはずです。
■「自分へのダメ出し」で見えるものとは
もし、上記の方法でも「なりたい自分」がわからないなら、今の自分のダメなところに目を向けてみるのも一つの方法です。
「ここがダメだからこうなりたい」「こういう習慣をやめたい」という部分は誰にでもあるもの。そうした自分のウィークポイントを明確にすると、反転する形で「やりたいこと」や「なりたい自分」が見えてくることがあります。
また、身の回りのすごい人や憧れる人の「すごい点」に注目することも有効。自分が自分に期待していることが見えてきます。
◇
ここではなりたい自分や理想の人生をあぶり出す方法を紹介しましたが、本書ではそれらを材料に、夢を実現させるための「人生設計」を作っていきます。
2017年はあまりいいことがなかったけど来年こそは、と捲土重来を誓う人、2018年を人生の転機にしたい人は、本書を参考に自分の人生設計図を作ってみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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