昨日、7月9日は「世界ノーブラデー」。Twitterでは「#ノーブラデー」「#ノーブラなう」などのハッシュタグに投稿が集まり賑わいを見せた。
「世界ノーブラデー」は、2011年にアメリカで始まった「National No Bra Day」が元となっており、2012年から日本でも広まった。女性は1日ノーブラで過ごし、Twitterに投稿することが主な活動となっているが、男性からも「ノーブラデー」にまつわるツイートが多く見受けられ、「男はおっぱいが好き」ということを改めて感じさせた。
しかし、なぜ私たち(特に男性諸君)は、女性の胸にこうも惑わされてしまうのだろうか。 『子猫と権力と×××~あなたの弱点を発表します』(五百田達成、堀田秀吾/著、クロスメディア・パブリッシング/刊)は、“理由はわからないけど、なんだか心を惑わされてしまうもの”を取り上げてその理由を解説している。 もちろん「おっぱい」も理由もなく心を惑わされるものの一つ。そこには人間の成長過程が大きく関わっているようだ。
母親が赤ん坊に授乳するとき、母親の体内には「オキシトシン」というホルモンが分泌される。このホルモンが脳内物質のドーパミンと組み合わさると、「赤ちゃんが最高にかわいく見えて仕方ない」という状態になる。そして、育児がこれ以上ない“快感”に変わっていくのだという。 赤ん坊の側からすれば、「おっぱいをさわるとお母さんに可愛がってもらえる」「おっぱいをさわると自分への関心が高まる」と直感的に理解し、“好きなもの”として分類されていくのだ。 つまり、男性がおっぱいに惹かれる理由は、「授乳期に女性のおっぱいを触ると自分への愛情が深まった」という経験と記憶の蓄積だったのである。
『子猫と権力と×××~あなたの弱点を発表します』は、「なぜ子猫を可愛がってしまうのか」「美女とおじさんの言うことだったら、美女の言うこと信じてしまうか?」など、論理的には説明できないが感情的には確かにそうかもしれないと思わせる項目を取り上げて紹介している。 私たちが心を惑わされ、“弱点”となってしまうものは女性の胸ばかりでなくまだまだ他にもあるはずだ。それを予め知って対策するうえでも本書は役に立つだろう。(新刊JP編集部)
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