「チャンスの神様には前髪しかない」という有名な言葉があるように、私たちは目の前にあるチャンスに気づけず、みすみす逃してしまいがちです。夢や目標をかなえるためには、実力だけでなく「巡ってきたチャンスをつかむ」ことも必要なのですが、なかなかうまくいきませんよね。
では、「夢をかなえた人」や「成功者」はどのようにチャンスをつかんだのでしょうか?
『チャンスの神様と出会う方法』(現代書林/刊)では、おちこぼれ高校生から年商33億円企業の経営者にまで登り詰めた著者が、自身の経験からチャンスを見つけ、つかむためにすべきことを明かしています。
今回は著者の村川智博さんにインタビュー、チャンスに気づき、つかめる人とそうでない人の違いを教えていただきました。
――『チャンスの神様と出会う方法』についてお話を伺えればと思います。まずは、この本を書かれた動機について教えていただけますか。
村川:この書籍を書いた動機は、自分のアウトプットの為でもあります。
今まで沢山の失敗と多くの経験を重ね、様々なセミナーや本、また人から聞いて学んだことを自ら実践していく中で上手くいく「法則のようなもの」があるのではないかと思い、これを皆様へ伝えたいと思いました。
――会社経営をする人に向けて書かれているように読めましたが、内容は夢や目標を追う全ての人に参考になるものでした。そもそもチャンスというのは、通り過ぎてしまってから「あれがチャンスだったのになあ・・」と気づくことが多いものです。自分にとってのチャンスにいち早く気づくためにどんなことが必要になりますか?
村川:夢や目的、ゴールをしっかり明確に持たなければ、チャンスに気付くスピードが遅くなる。いち早くチャンスに気付くとするなら、明確な目的やゴールをしっかり持つことだと思う。
――本書を読むと村川さんは、チャンスに気づき、きちんとものにできるだけの取り組みをしてきたことがうかがえますが、「チャンスを逃した」というエピソードはありますか?
村川:沢山あります。この「チャンスを逃がした」ということに気付くことが大事。
そうすればまた形を変えてチャンスがやってきます。
――「未来のために時間を割く」というのはすごく勉強になるお話です。今、村川さんが未来のためにされていることはどんなことですか?
村川:特定の分野に捉われず、様々な市場のちょっとした未来のマーケティングであったり、時代の変化の知識を頭に入れておく、ということをしています。
(後編につづく)
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