惜しくも決勝進出は逃したものの、日本選手で初めて出場したATPワールドツアーファイナルでは、王者・ジョコビッチを相手に準決勝を戦い、その死闘で日本中を熱くさせた錦織圭選手。17日に発表された世界ランキングは、自身最高の5位で今シーズンを終えた。
しかし、テニス界ではもう一人日本中を熱くさせた人がいる。松岡修造氏だ。テレビで試合を見た人の中には、彼の実況が気になってテニスに集中できなかった人も多いのではないか。
そんな“修造語録”のつまった『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』(アスコム刊)の中から選りすぐりの熱い言葉をいくつか紹介しよう。
「崖っぷちありがとう! 最高だ!」
崖っぷちは最高のチャンス。これほど無我の境地で最高の成果を出せる時はないからだ。松岡氏はあえて、崖っぷちを作るようにしているくらいである。
「今日からお前は富士山だ!」
「気持ちが崩れそうになった時は、好きなものを考えなさい」と言われた松岡氏は、彼が好きな富士山を思い浮かべたそうだ。要は、自分を取り戻す好きなものを見つけておくということである。
「みんな竹になろうよ」
強風でもしなやかに揺れて風をさばく竹。弱々しく生きるよりも、竹のようにしなやかにどんなことでも跳ね返せる力を持って強く生きていきたい。
「勘違いを特技にするんだ!」
自分に自信をつけていくため、日々を面白くするための勘違いはいい。勘違いを自分の中だけで楽しめば、毎日が明るくなる。
「夢をつかみたいなら、今日から君はタートルだ!」
「ウサギとカメ」のカメのように、ウサギのことは考えず、目標であるゴールだけを目指しベストを尽くす。相手ばかり気にしていると、本当に大切なことを見失うものだ。
いつでもどこでも熱く、本気で取り組む姿勢が支持されている松岡氏。『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』(アスコム刊)では、この他にもメンタルを強く生きるための言葉が数多く紹介されています。
仕事や人間関係に悩んだ時は、松岡氏の熱い言葉に励まされてみてはいかがでしょうか?
(新刊JP編集部)
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