母親からメールがきたから、何の用かと思って見たら意味不明な文字列が…。こんな経験がある人は少なくないのではないでしょうか。
ケータイやスマホを使い慣れていない「おかん」からのメールは誤字脱字、思いこみ、省略にあふれています。「お父さんがリストラだよ(^O^)/」「父も殺し買ってきて」など、意味不明な「おかんメール」を理解するには、推理力と思いやりがキモ。
そんなおかんからのメールを集めた『おかんメール』が今年母の日に発売されると、まず関西のおかんと子どもたちに大受け。関西が火付け役となり全国で大ヒットとなったそうです。
今回は、9月30日に発売されたばかりの第二弾、『おかんメール2』(『おかんメール』制作委員会/編著、扶桑社/刊)から、全国のお母さんのおもしろメールを紹介します。
■「かつあげ はじめていい?」
いきなりパンチのあるフレーズです。夕食を準備するタイミングをはかるために送ったこのメール。一行であれば意味が伝わるのですが、なぜか途中に改行が…。
かつあげ
はじめていい?
これではびっくりして思わず二度見してしまいますね。
■「美術館の浣腸と五班食べてます」
単純な変換ミスですが、なんだか怖い文面になってしまっています。一班から四班までの人はとりあえず避難して!
■「びよよんに行きます」
正しくは「美容院にいきます」。送信前に読み返さないのか、単に直すのが面倒だったのか…。
■「免許証のコヒ○ーがいる」
「ピ」が打てずに、「○」で代用した模様。細かい入力ルールがわからないのも、「おかんメール」の特徴です。
■「あれ買ってきてよ、猛反発枕!」
ものすごく硬そうな「猛反発枕」。これでは安眠どころか一睡もできないかもしれません。もちろん正解は「低反発枕」です。
■「いまむかついてます」
「模試終わった、迎えにきて」とメールを送ったらこんな返事が…。「向かってます」の間違いだろうなと思いつつ、何か腹の立つことがあったんじゃないかという心配が拭えなかったり…。
見る者を困惑させ、爆笑させずにはおかない「おかんメール」の数々が、本書には盛りだくさん。ベストセラー作家の宮部みゆきさんもドハマリ中だそうで、『おかんメール2』の帯に推薦文をよせています。どの世代も楽しめる『おかんメール2』。お母さんにプレゼントすれば、親子の会話が盛り上がりそうですね!
(新刊JP編集部)
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