最安値の席でも9万円、VIP席はなんと100万円。そして、そのVIP席は販売開始わずか15分で完売。幕張メッセの広大な空間に集まった人数はなんと6000人。これだけの超高額セミナーであるにも関わらず、どうして6000人も動員できたのか?
それは、世界最高のコーチングスキルを持っているコーチの、アンソニー・ロビンズ氏が初来日したからだ。
ロビンズ氏といえば、ビル・クリントン元米国大統領やミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領、マザー・テレサ、ダイアナ妃など、歴史に名を残す人物たちにコーチングを施してきた人物として知られ、今なおその影響力は凄まじい。
そんなロビンズ氏が初めて来日し、セミナーを幕張メッセで開催したのが2014年4月のこと。そのときの様子をまとめたムック本がついに登場した。『アンソニー・ロビンズ初来日セミナー 人生は一瞬で変えられる!』(セミナーズ編集部/監修、扶桑社/刊)だ。
この2日間は自分から積極的に参加してほしいんだ。これからここで学ぶことを自分のものにしてやる! そう思う人は?
(参加者 YES!)
今日、何かを変えたい! 自分を改善したい! そう思ってここに来た人は?
(参加者 YES!)
これは本書13ページに書かれた、セミナー冒頭の一コマである。その行間から、会場が一体となっているのを感じられるだろう。しかし、ロビンズ氏の“煽り”はこれだけではない。
■行動が感情を変える ロビンズ氏の真骨頂とは?
壇上に登場したロビンズ氏はまず、聴衆に向けて自分の周囲にいる人とハイタッチをして、ハグをするように促す。これがロビンズ流なのだろう。セミナーを通して、時折体を動かしてスキンシップをとらせたり、課題を与えてはメモをとらせたりするなど、参加者に簡単な行動を起こさせる。
本書のセミナーのレポートを読んでいると、いくつもの大事なことにハッとさせられる。その一つは、言葉だけではなく、「体の動き」もロビンズ氏は重要だと言っていることだ。「人の心を動かす言葉」というようなテーマの特集や本は数多あれど、体の動きがフォーカスされることはあまりない。
体をたくさん動かすことによって、感情の幅はそれだけ広がるんだ。普段、顔の筋肉を使っているかい? さほど使っていないのではないだろうか? もっと使えばいいんだよ!
体の動きと感情がいかに関連しているかに気づいてほしいんだ。ハッピーになるときは、ハッピーな体の動きをしているんだよ。動きを変えれば、感情も一瞬で変わるんだよ。(本書P21より引用)
もちろん、これだけではない。このセミナーで、ロビンズ氏は自分を変える方法、真の意味で豊かになる方法、目標を立て成功に向かう方法をあますことなく伝えた。この本を読んでいると、ロビンズ氏の術中にはまったかのように気分が高揚してくるだろう。
100万円のVIP席が即完売、6000人を集めるという前代未聞の規模で開催されたロビンズ氏のセミナー。その全貌を知りたい人は手にとってみてほしい。
(新刊JP編集部)
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