「どうして恋人ができないんだろう」
「自分の本当の気持ちって何だろう」
「今の仕事を続けたくはないけれど、ほかにやりたいこともない……」
こんな悩みを抱えている女性は多いのではないでしょうか。
『一週間で自分に自信を持つ魔法のレッスン』(斎藤芳乃/著、SBクリエイティブ/刊)は、そんな女性たちの心の傷を癒し、救うための一冊。
「自信を持つ」とは、自分の価値を信じ、意見や思いを肯定し、自分の中にある資質やすばらしさを認めながら、自分のことを心から大切に愛することです。本当の意味で自分に自信を持つことができれば、幸せ感に包まれて生きていくことできます。そして、自信を持ったあなたの、世界にたった一つの輝きに引かれて、運命の人は自然に引き寄せられてくると、著者である斎藤芳乃さんは言います。
■自信が持てないのはどうして?
本書に登場する都内のOLのM子さんは、恋愛も仕事もうまくいかず、ダイエットにも失敗。そんな自分を変えようと努力をしても、どんどん自信はなくなるばかり。
M子さんは子どもの頃から厳しい両親にダメ出しされることが多く、あまりほめられたことも、受け入れてもらったこともありませんでした。その心の傷が原因となり、人の目を気にし、必死で人に合わせ、自分を否定することを繰り返しながら生きてきました。
斎藤さんとのセッションの中で、M子さんは、自分自身の内面に目を向けながら、次の3つをレッスンしていきました。
1、過去に自分を傷つけた人たちから自分を守り、心を癒す
2、他者基準をやめ、自分を愛して大切にする
3、すでに自分が持っているすばらしさを認める
このレッスンを通して、M子さんは他人と自分を比較しないようになり、自信を取り戻していきます。料理が得意という資質を生かして料理やお菓子をふるまい、皆から喜ばれたり、自分を大切にできるようになったことで笑顔が増え、男性からももてるようになりました。
「多くの人がM子さんと同じように、他者基準で生きてしまっています」と斎藤さんは言います。他者を優先する癖がついてしまうと、自分が望まない人生を送り続けることになり、いつまでも幸せにはなれません。
自分を愛すること。自信を持つこと。自分らしい人生はそこから生まれていくのです。
■自信とプライドはまったく違うもの
もしかしたら、「自信を持つ」ということを「傲慢になること」「謙虚さをなくす」ということだとイメージしてしまう人もいるかもしれません。斎藤さんも、心のやさしい人ほど、そのような不安を抱いてしまうことがあると述べます。
でも、そうではありません。
自信を持つということは、「自分の存在や自分の能力を信頼する」という安心感や自己肯定感で満たされている状態のことです。
「威張る」「嫌みになる」のは、「他人と自分を比べ、他人を下に見ることで自分の能力を認める」ということをしているからであり、自信を持っている状態とはまったく異なります。本当の意味で自信を持つことができれば、自分も他人も同様に尊いものとして見ることができるため、傲慢になったり、威圧的になったりすることはありません。
本書は、「自分に自信が持てない」と思っている女性に向けて、どうすれば自分の良さを認めて、自信を取り戻し、幸せな人間関係を築いていけるかを、やさしいレッスン形式でまとめた一冊です。自信を持てない本当の理由を解き明かす→自分を癒し、自分の味方になる→自分の才能を引き出す、というステップを踏みながら、揺るぎない自信を持つためのレッスンをしていきます。
M子さんのように、過去の心の傷が自分を否定してしまう原因となっていたとしても、今この瞬間から、自分を癒すことをはじめれば、未来は変えることができます。
心の奥底にある思い込みや過去の記憶を手放し、ありのままの自分を愛すること。そうすれば、真の幸せが、向こうからやってきます。本当の幸せに出会うためのレッスンを、今日からはじめてみませんか?
(新刊JP編集部)
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