ダイエットしてお腹まわりのお肉は落ちても、下半身はなかなか痩せないものです。
また、上半身はほっそりしているのに足だけが太くなる“下半身太り”も女子の大敵。
なぜ、足やお尻などの下半身は痩せにくいのでしょうか。
『靴に入れるだけ!インソールダイエット(歩くたびに足裏のやせるツボを刺激!透明インソール付き!)』(小野里勉/監修、マキノ出版/刊)によると、その理由として「足裏への刺激不足」が挙げられるようです。
かかとの厚い靴や、発達した交通網、座ってばかりの生活によって、現代人の足の裏は刺激を受けることが減っています。そうなると、下半身の血液やリンパの流れが滞り、代謝が悪くなったり、むくみの原因になるのです。
これを避けるためには、本書では、靴の中に凹凸のある専用のインソール(付録のもの)を入れることで、日常的に足の裏に刺激を与える方法を提案しています。
これなら普段ジョギングやウォーキングをする時間がないという人でも、日常生活の動きの中から足裏への刺激を受けて、代謝がよく痩せやすい体を作ることができるはずです。
また、足裏の刺激による効果は、ダイエットだけにとどまりません。
足裏には、人間の体が縮図となって反射投影されており、それぞれの臓器や器官に対応する部位を「反射区」といいます。
インソールを入れた靴を履くと、この反射区を効果的に刺激することができるため、内臓の働きも活性化させることができ、便秘や生理痛など体内の不調への改善効果も期待できるといいます。
足裏への刺激というと、マッサージが思い浮かびますが、靴にインソールを入れておけば、自宅でも仕事場でも、常に刺激を受け続けることができるため、マッサージよりも経済的。
崩れた姿勢を正したり、O脚の改善にも役立つので、ダイエットや内臓の活性化も含め、あなたの体の問題を全て解決してくれるかもしれません。
(新刊JP編集部)
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