もしあなたが、愛する人を残して死んでしまったら・・・。
自分の死を受け入れ、安らかに旅立つことができるだろうか?
演劇集団キャラメルボックスが演じる舞台『雨と夢のあとに』が、この夏、東京・大阪・名古屋の3都市で行われる舞台公演に合わせ、オーディオドラマ版となって7月29日よりオーディオブック配信サービスFeBe(フィービー)にて配信を開始する。
本作は角川文庫から刊行されている柳美里氏の同名小説を、演劇集団キャラメルボックスが舞台化したもの。幼い頃に母を亡くした桜井雨と父・朝晴の家族の絆を描いた物語で、珍しい蝶を探す旅の途中で、転落死した朝晴が、自分が死んだことにも気づかずに娘に会いたい一心で、幽霊となって雨の待つ家へ戻ってくるところからストーリーが始まる。
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キャストのメッセージ動画も掲載されている、オーディオドラマ版『雨と夢のあとに』特設ページはこちら このオーディオドラマ版では、舞台公演と同じキャストが声を演じており、ドラマや映画で活躍中の吉田里琴さんも主人公の「雨」役として参加した。配信に先だって行われた制作発表会には吉田里琴さん、大内厚雄さん、岡内美喜子さんの3人が出席し、収録の感想や本作の聴きどころを語った。
吉田里琴さんは「オーディオドラマは初めての挑戦だったので、収録では少し緊張してしまいましたが、新鮮で面白さを感じながら演じることができました」と、収録の感想を語った。
父親である「桜井朝晴」役の大内厚雄さんは「舞台の作品を音だけで表現するというのはキャラメルボックスでも初の試みですが、声ならではの面白さがあるので、ぜひヘッドホンをつけて耳に広がる想像世界を楽しんでほしい」とオーディオドラマならではの魅力を語った。
また、桜井父娘の隣人である「小柳暁子」役を演じる岡内美喜子さんは、「『雨と夢のあとに』は、人が人を想う気持ちがたくさん詰まった心あたたまる物語です。この素敵なストーリーを、ぜひ耳から感じていただきたい」と、ファンへメッセージを送った。
オーディオドラマ版『雨と夢のあとに』は、7月29日よりオーディオブック配信サービス
FeBe(フィービー)にて配信が開始される。涙あり笑いありのストーリーを、ぜひ声で味わってみてはいかがだろうか。
(新刊JP編集部)
■オーディオドラマ版『雨と夢のあとに』特設ページ
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http://febe.jp/ameyume■ 作品情報 『雨と夢のあとに』
・価格:2,625円
・再生時間:2時間22分
・配信開始日:2013年7月29日
・原作:柳美里「雨と夢のあとに」(角川文庫刊)
・脚本:成井豊+真柴あずき
・脚色・演出:望月鷹裕(オトバンク)
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