男性と女性で比べると、女性の方が香りや匂いに敏感だといわれています。
だからこそ男性が発する汗の匂いや加齢臭に反応して嫌悪感を持ったりするわけですが、反対にすれ違った時にいい香りを残していく男性には好感を持ちやすいというのも、匂いに敏感な女性ならでは。
つまり、女性に好かれるには「香り」が大きなカギとなるのです。
『モテる!男のアロマ入門──AROMA FOR MEN』(いのうえ真弓/著、自由国民社/刊)はまさにそんな視点から、恋愛やビジネスなど各シーンで女性に訴えかける香りの数々を紹介しています。また、加齢臭に効果的なのはレモングラス、闘う男をやる気をさせるにはペーパーミント・・・など、明日からすぐに使えるアロマ活用法とその入手方法が具体的に書かれているのも嬉しい一冊です。
さぁ、貴方も抱かれたい男へ変身できる香りマジックの世界へ。
■「友達以上恋人未満」を抜けだす香り
本書によると、友だちや親しい同僚など、ある程度近しい関係にある人同士が会話する距離は50cm~1m。
これに対して、恋人同士など本当に親密な人同士の距離は0~45cmとしています。
もし、あなたに「友達以上恋人未満」の女性がいて、より親しい関係になりたいのであれば、50cmから45cmへと、少なくとも5cmは彼女に近づかなければならないわけですが、この難しさは多くの男性が経験から知っているはずです。
ここで役立つのが「香り」の力。
本書では、「レモン精油9滴」「オレンジ精油9滴」「ナツメグ精油2滴」「ジャスミン精油3滴」「ラベンダー精油7滴」「オークモス精油3滴」「シダーウッド精油7滴」「無水エタノール10ml」を配合したフレグランスを「男女の最初の垣根を超えるためのフレグランス」として紹介しています。
気になる相手との距離を縮めるために、ぜひ、使ってみてほしいフレグランスです。
■女性を"ソノ気にさせる"香りの作り方
精油の中には、男女の夜の生活に効果を発揮する"媚薬"の効果を持つものがあります。その中でも特別なものが「サンダルウッド精油」「イランイラン精油」「ジャスミン精油」の3種類。
サンダルウッドは深いリラックス効果、イランイランは心身に悦びを感じやすくする効能、ジャスミンは血行を促進し体を温める効果があり、この3つの精油をそれぞれ3:2:1で調合したものが「香りの黄金律」と呼ばれ、媚薬としてよく知られています。
恋人との最初の夜や大事なイベントの日に、自分の体の匂いに加えてこのフレグランスを身にまとえば、一生の思い出に残るようなすばらしい夜になるはずです。
男性は普段あまり気を配らない「香り」ですが、本書を読むと女性がいかに匂いや香りに敏感で、人の好き嫌いと匂いが直結しているかがわかります。そして、戦国武将も実は戦いの中で上手く香りを活用していたとか。驚くほど深いアロマの世界が本書の中で展開されています。
愛しいあの人のため、はもちろんのことですが、異性の同僚や異性の友達から好感をもたれるためにも、自分を鼓舞するためにも、紹介されているアロマの中から自分に合った香りを探してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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