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全世界で8000万部以上、世界で最も読まれている恋愛小説家って?

 「恋愛モノ」「恋愛小説」といえば、今も昔も多くの読者を持つ小説の人気ジャンル。
 日本でも江國香織さんや村山由佳さんなど、恋愛小説の名手といわれる作家が活躍していますが、世界で最も読まれている恋愛小説家は誰かご存じでしょうか。
 その人の名はニコラス・スパークス。
 彼の名は知らなくても、2004年に映画化(日本公開は2005年)された『きみに読む物語』を知っている人は多いはず。著作は全世界で8,000万部以上もの販売部数を記録し、今年は『一枚のめぐり逢い』、昨年は『親愛なるきみへ』と多数の作品が映画化。今月には国内初翻訳の新刊『あの日にかえりたい』も発売されました。

 今回は、そんなニコラス・スパークスの作品の中で、一体どの作品が最も多く読まれているのかアンケートをとってみました。(対象とした作品は、日本語翻訳版が出版されている作品のみ)
 結果は以下の通り。

■1位『きみに読む物語』(42.4%)
■2位『メッセージ・イン・ア・ボトル』(21.7%)
■3位『最後の初恋』(10.3%)
■4位『親愛なるきみへ』(8.4%)
■5位『ラスト・ソング』(5.4%)
(「AQUTNETリサーチ」調べ)
集計期間 12/7~12/18
有効回答数 1173

 1位となったのは、やはり『きみに読む物語』。
 認知症によって過去を思い出せずにいる老女と共に、療養施設へ入寮しているデュークは、ノートに書かれた物語を彼女へ読み聞かせます。ノートに書かれていたのは、1940年のアメリカ南部シーブルックを舞台にした、青年ノアと少女アリーのひと夏の出来事。二人の物語から、やがてデュークと老女の関係も明らかになっていく、純愛小説の名著です。
 2位は『メッセージ・イン・ア・ボトル』。
 海辺で休暇を過ごしていた新聞社のコラムニスト・テレサは、手紙の入った瓶を偶然拾い上げたことから思わぬ出会いに導かれていきます。
 3位の『最後の初恋』は大人の恋愛。ともに結婚生活を失ったエイドリアンとポール。それぞれ不安や傷を持つ二人が、自分の人生を見つめ直し、新たな恋に向かうことになったきっかけとは…?

 恋愛を扱った小説は数多くありますが、男女の純愛や永遠の愛を、詩的で美しい描写で描くのがニコラス・スパークス作品の大きな特徴。
 もうすぐクリスマスがやってきますが、家で恋人と一緒にスパークス作品のDVDを見たり、本を読んでスパークスの作品世界に浸ってみると、二人の仲が深まるかも…?恋人がいない人は女子会や、お友達と一緒に楽しむのも良いのではないでしょうか。素敵な恋愛がしたくなること必至です。
(新刊JP編集部)

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