中国問題など世界情勢の深部に切り込むジャーナリストとトランプ大統領誕生を予測した国際政治学者が、北朝鮮問題など喫緊の日本が直面する課題について、相互に鋭い分析を語り合ったのが本書だ。
藤井氏はいう。「北朝鮮主導で朝鮮半島が統一される前に憲法を改正すべきだ」と。もしそのようなことになれば、竹島や釜山にもミサイルが設置され、対馬も危うい。
それを受けて宮崎氏は、「長期的に見て、アメリカは韓国だけでなく日本からも駐留米軍を撤退させていく」と見る。そのとき日本がどうするか、を真剣に考えるべきだという。これから何が起こるのか、日本経済は沈没するのか、2人は真剣に語り合った。
水爆実験、日本上空を通過する大陸間弾道弾...北朝鮮の脅威は、日本を直撃している。まさに危急存亡のとき、2人の論客の示す羅針盤は貴重だ。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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