マイナスイオン、デトックス、血液サラサラ、ゲルマニウム...これらのものの共通点がおわかりになるだろうか。実はすべて、科学的根拠がないものたちなのだ。
人間だれしも、健康でいたい、病気を治したい、いつまでも若くいたいと思っている。そんな当たり前の願望に付け入ってくるのが「ニセ科学」だ。いかにわれわれの身の周りにニセ科学がはびこっているか、本書を読むと空恐ろしくなる。世に出回る大半のサプリメントは、人間では効果が実証されていないという。コラーゲンサプリを飲んだら翌日肌がツルツルに、というのはどうやら「気のせい」ということのようだ。気のせいで済むものはまだいいが、スティーブ・ジョブズが命を落としたがんの民間療法などになると罪は重い。
著者は理科教育の第一人者。ニセ科学にお金と心を狙われないように賢く生きるためのヒントが満載の1冊。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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