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「うちの職場は隠れブラックかも」　松沢直樹著

ブラック
松沢直樹著
職場
夕刊フジの書評から
2013/9/27
 　厚労省の発表により「ブラック企業集中取り締まり月間」として聞き取り調査が９月から始まった。著者らの以前からの陳情請願が、ようやく実った形となった。
　しかし、企業バッシングだけでは解決できない、仕事の現場で悶え苦しむ若い人たちをいかに救済するのか。そこで、働く人の切実な悩みに日本国憲法を味方につけた、『鬼の就業マニュアル』の登場だ。
　本書では、タイムカードがない会社で残業の退社時間を証明するメールの裏ワザをはじめ、内容証明の効果的な筆跡、消印など、思わずうなる実践テクと知恵が満載。
　さらには仕事上のトラブル対処法、ブラック企業や”隠れブラック”な怪しい企業に引っかからない見分け方、就職に勝つ応募書類づくりなど・・・就労での苦い体験を重ねてきた筆者が、労働現場で相談に応えるなかで培ってきた具体策を親身になって伝えていく。

書名：うちの職場は隠れブラックかも
著者：松沢直樹
発行：三五館
定価：1260円

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代～60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」（http://www.zakzak.co.jp/）で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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夕刊フジの書評からの一覧

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『伝説の経営者100人の世界一短い成功哲学』　田原総一朗著
　「とにかく今の仕事以外のことを考えろ」～本田宗一郎。「所期奉公、処事光明、立業貿易」～鈴木永二。「世の中に失敗というものはない。チャレンジをあきらめたときに、それを失敗というのだ」～稲森和夫...。 　いま本書は、コロナ禍という逆境にあ...
『書籍　強・金・龍』　竜庵著
　打合せの最中、突然、お告げが降りてきたかのように、竜庵氏が叫んだ。どんな苦難をもはね返す強運。たくさんの富を得る金運。「龍」は、宇宙とつながりながら、自分の中に眠るエネルギーであると氏は説く。 　タイトルは、まさに宇宙とつながった、氏の...
『アンダードッグス』　長浦京著
　このところ、香港をめぐって衝撃的な報道が続いている。一国二制度の危機といえる状況だが、この制度が始まったのは、イギリスから中国に香港が返還された1997年だ。 　本書は、そんな返還前夜の混沌（こんとん）とした香港を舞台に、世界を揺るがす...
『「鬼滅の刃」の折れない心をつくる言葉』　 藤寺郁光 著
　いまや世代を超えて愛される漫画『鬼滅の刃』。国内ではコミックシリーズ累計発行部数が8000万部を突破。2020年秋には映画化も決定し、世界からも高い評価を得ている。そんな大ヒット漫画から、強く生きるヒントとなる名言をまとめたのが本書だ。 ...
『72歳、今日が人生最高の日』　メイ・マスク著、寺尾まち子・三瓶 稀世訳
　スペースX、テスラのCEO、イーロン・マスクの母が半生を振り返る。画期的な事業で型破りな活躍を続ける息子だが、母の人生は華やかさとは無縁。31歳で夫の暴力から逃れ離婚。シングルマザーとして、子どもを育てるために必死で働いてきた。本業の栄養...

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