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「大尾行」両角長彦著

  35歳独身、村川昇平は業界最大手の「押田探偵社」の腕っこきだ。1日15時間、20人の尾行ノルマもミスすることがない。そんな村川に「特命」が下る。これまで同僚たちが何度も尾行をまかれた「アントレイサブル(尾行不可能)」の女性の追跡だ。万全の体制と最新のハイテク設備を使って尾行を始める村川。だが、その女性は、村川の目の前でまるで煙のように消えてしまう。
 一方、急成長した押田探偵社には「秘密」があった。大手製薬会社との陰謀。そして、自殺した村川の恋人、その兄で新聞記者の湯浅との関係が徐々に明らかにされてゆく。一体「コントロール」をしているのは誰なのか?
 第13回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞者による受賞後第1作。

書名:大尾行
著者:両角長彦
出版社:光文社
定価:1575円

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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