本を知る。本で知る。

落ち込んだ心がぐんぐん立ち直る新習慣とは?

  • 書名 『数えてごらん 幸せを見つける道しるべはここにあった』
  • 監修・編集・著者名白水春鵞
  • 出版社名コスミック出版

自信が持てない、落ち込んでいる、元気が出ない、漠然とした不安を抱えている。
こんな時、自分をどうやって勇気づけていますか?

どんな人でもいいところや誇れるところがあるはず。でも、気持ちが落ちている時は、なかなかそこに目が行きません。

■落ち込んだ自分を立て直すために「過去」と「未来」を数えよう

自分を立て直すために大切なのは、見失っている自分の良さやこれまでにやってきたこと、うまくやり遂げたことに意識して目を向けること。ことだま書道家の白水春鵞さんの著書『数えてごらん 幸せを見つける道しるべはここにあった』(コスミック出版刊)はそんなことを教えてくれます。

白水さんが本書のなかで提唱しているのは「数えること」。
数える対象は何でも構いません。これまで経験したうれしかったことや、感謝したい人、今持っているもの、これからやりたいことなどなど、今の自分を作った体験や未来の自分が手に入れたいものについて、思いつく限り数えてみましょう。

それは、すなわち自分と深く対話すること。これをすることで、自分の良さや魅力、これまで成し遂げていたことに目を向けることができ、自信を取り戻せるはずです。

数えていると、幸せがじわっと感じられるようになります。
過去のことを整理することができ、そういう過去の上に、今の自分が生かされていることを実感できるのです。(P12より)

■「よい言葉」がよい人生を作っていく

また、自信を持って自分らしく生きるためには「よい言葉」を使うことも大切です。自分が口に出す言葉は、知らず知らずのうちに潜在意識に刻み込まれていくもの。普段からマイナスの言葉やネガティブな言葉、人を傷つける言葉を使いがちな人は、意識して言葉遣いを変えてみるといいかもしれません。

「あの頃に戻りたい」ではなく「楽しい未来を考えよう」。
「こんな程度ではダメだ」ではなく「ここから巻き返せばいい」。
「なんでこうなったんだろう」ではなく「どうすれば改善できるのだろう」。
最初は無理をしているように感じても、ポジティブな言葉遣いを続けていけばだんだん身になじんでくるはず。

「最初は言葉ありき」です。
言葉が思考を生み出し、思考が行動となります。
言葉の使い方によって、よい人生にもなり、よくない人生にもなります。
よい言葉をつかえば、よい人生が開けてきます。(P189より)

過去にあったことや未来にやりたいことを数えること。
そして、言葉が持つ大きな力を知って、その助けを借りること。

白水さんが本書の中で提唱しているこれらの方法は、落ち込んだ心を立て直すために、そして幸福な人生を作っていくために大いに役立ってくれるはずです。

(新刊JP編集部)

関連記事

テレワークで「サボる自分」に嫌気がさした時にやるべきこと

仕事がデキるかどうかは「誰にでもできそうな仕事」にあらわれる

「自信」と「信頼」が糧になる 今大注目の経営者が語る20代の過ごし方

タピオカブームを仕掛けアパレルでも成功「令和のヒットメーカー」の原点

株式会社オトバンク「新刊JP」

次これ読もう、が見つかる「新刊JP」 日本最大級の書籍紹介ウェブサイト。話題の書籍や新刊本をブックナビゲーターが音声で紹介するインターネットラジオ番組「新刊ラジオ」や、書評記事、イベントレポート、出版業界の動向などを提供するニュースメディア「新刊JPニュース」、旬の作家のインタビューを掲載する「ベストセラーズインタビュー」、書店をフィーチャーした企画や電子書籍レビューなど、本にまつわるコンテンツを豊富に揃えています。あなたの「あ、これ読みたい」が見つかるはずです。

記事一覧 公式サイト

新刊JPニュースの一覧

一覧をみる

書籍アクセスランキング

DAILY
WEEKLY
もっと見る

漫画アクセスランキング

DAILY
WEEKLY
もっと見る

当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!

広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?