「素敵な男性と付き合いたい」「結婚するなら、絶対に一流の人」などと、結婚相手に高い理想を持ったり、条件を定めたりしながら婚活をしている女性もいるでしょう。
しかし、一流の男性に振り向いてもらい、彼の心を離さないようにするためには、自分自身も「素敵な女性」にならなければいけません。
では、素敵な女性とは一体どんな人のことを言うのでしょうか?
ベストセラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』の著者で、テレビ番組への出演も話題の諏内えみさんは、新刊『一流女性のあたりまえ』(扶桑社刊)で婚活プログラムのノウハウを惜しみなく公開。意中の素敵な男性から愛される女性になるための方法を伝授します。
ここでは、本書からそのメソッドを少し公開していきましょう。
「媚びない女性」と「選べる女性」、この2つは諏内流婚活プログラムにとっての重要なコンセプトです。
まずは「媚びない女性」。真に最高の男性から、最高のパートナーとして選ばれるには、過度の女子力アピール等は必要ありません。凛とした品格溢れる女性になることが重要です。
次に「選べる女性」。私たちは、人生における多くの場面で「選ばれる」経験をしてきました。受験、就職もそうです。では、婚活においてはどうでしょうか。「ハイスペックな男性に選ばれたい」と考えるのではなく、自分で相手を選び抜ける女性であるべきと諏内さんは考えます。それが一流の男性の心を惹きつける一流の女性なのです。
婚活の勝負が決まるポイントは「出会った瞬間の5秒」。そう、第一印象です。この5秒間でいかに良いファーストインプレッションを与えられるかで、その後が左右されてしまいます。
そこで大切なのが、挨拶です。最高の挨拶をするように心がけなくてはいけないのですが、「最高の挨拶」とは一体どんな挨拶でしょうか。
気を付けるべきポイントは複数あります。
一つ目は笑顔。笑顔は男性が女性に求める重要な表情です。口角の上げ具合、歯の見え具合、目の開き具合、これらをじっくり検証し、笑顔をデザインしましょう。美しくデザインされた笑顔は、あなたの武器になります。
次はアイコンタクトとお辞儀。相手の顔や目を見られない、間を持たせるのが苦手でお辞儀を何回もしてしまう。これはマイナスの印象を与えてしまいます。挨拶時は、しっかりしたアイコンタクトを備えた美しいお辞儀ならば、頭を下げるのは1回、もしくは2回で十分と諏内さんは言います。また、お辞儀の角度のお勧めは15度ほど。かしこまった印象を与えず、相手が一番心地よく感じてくれるお辞儀の角度なのだそうです。
他にも本書では声の出し方、プラスアルファに沿えるひと言などもアドバイス。全てが決まるその瞬間のために準備すべきことを、あますことなく教えてくれます。
ほんの一瞬の動きが女性の印象を大きくランクアップさせてくれます。それは何でしょうか? 立ち姿や座った時のポージング...もちろんそこも重要ですが、例えば椅子から立ち上がる際の一瞬、座る際のほんの一瞬の所作も大切です。
立ち上がる際に、どちらかの手をついて「よいしょ」と立つ動作は、エレガンスさを微塵も感じさせてくれません。また、座る瞬間についても、膝や腿、椅子の座面に両手をつくなど、いかにも「疲れています」感を出す座り方はNG。
座るときは背筋をできる限りキープしたまま優雅にゆっくり腰を下ろし、立ち上がるときは背筋を意識しながらスマートに立つ。これが理想です。普段の立ち座りと、諏内さんの教える立ち座りを実践してみて、その差が明確に感じられたのなら、普段の所作が残念だったということ。ぜひ気を付けてください。
幸せになるためには何が必要なのか。それは相手にその要素を求めるだけでなく、自分自身も努力し、磨き上げていき、一流女性のふるまいを身につけることが大切です。
諏内さんのノウハウを覚えながら、少しずつ階段を昇っていき、次のステージへとシフトしていってみませんか? そのときには、誰にも振り回されることなく、自分が最高の男性を選び、幸せな生活を送れるようになっているかもしれません。
(新刊JP編集部)
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