「どうしていつも片思いで終わっちゃうんだろう......」
「どうして最初は尽くしてくれたのに変わってしまったの?」
このような恋愛の悩みについて、『彼のたった1人の大切な人になれる 最強に愛される恋愛ワークブック』(あさ出版)の著者・水紀華さんは、「"男性心理"の特徴を知り、それを踏まえたうえで彼とコミュニケーションをとることができれば、恋愛の悩みの多くは解決します」と話します。
本書では、男性心理の知識とともに、自身を変えるための実践的なワークが多数紹介されており、発売前1カ月前にAmazonランキング1位(4月17日9時~4月18日10時他・恋愛論部門)を獲得するなど、大きな話題を呼んでいます。
ここでは書籍内で紹介している数ある男性心理の特徴とワークの中から、それぞれ1つをピックアップしてご紹介します。
女性「どうしてなにもしてくれないの!? 私だって大変なのに......」
男性「俺は○○をしたじゃないか」
女性「ほかにもしてほしいことがたくさんあるの、わからない?」
このようなケンカは、「言われたことはやっているから、それでいいだろう」と考える男性と、「私の気持ちをわかって、相手にも動いてほしい」と思う女性のすれ違いから生まれます。
"役割分担"の意識が強い男性は、2人のことであっても「自分は自分」と考えてしまうところがあります。2人のことを、自分(彼)にも関係があることだと認識させるためには、男性に「役割」を与えることが大切です。役割を与えることで、自ら動いてくれるようになります。
役割を与える方法の1つが、答えが決まっていても、自分でできることでも、悩んでいなくても、"ホウレンソウ"(報告・連絡・相談)することです。 例えば、
(答えは決まっていても)「転職しようと思っているんだけどどう思う?」
(自分でできても)「私はお風呂掃除をするから、お皿洗い、お願いしてもいい?」
と、報告・連絡・相談をすることで、彼は「転職について相談されたぞ。彼女のためにどうしたらいいか考えなきゃいけない」「お皿洗いは、自分の役割だ」と、自分ごととして捉えます。
男性は与えられた役割はきっちりやるので、2人のことを自分ごとにさせるためにも、"なんでも巻き込む"という気持ちでコミュニケーションをたくさんとるといいですよ。
「彼が楽しそうに女性と話していた。あの子のことが好きなのかも......」
このように、私たちはついつい事実を悪いほうに捻じ曲げて捉えがちです。事実を捻じ曲げて捉えることは、妄想と同じです。
妄想するだけならまだいいのですが、妄想を事実のように捉え、不機嫌になったり、その怒りや寂しさを態度や言葉に出して彼に当たったりすると、彼にとって"重い女"になり、彼の気持ちはだんだんと離れていってしまいます。
そうならないためにも、「事実をそのまま捉える」ということを徹底しましょう。先ほどの、「彼が楽しそうに女性と話していた」という出来事をもう一度、見てみましょう。事実としてあるのは、"彼が楽しそうに女性と話していた"ことだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。
彼があなたを苦しめているのではなく、自分が勝手につくり上げたネガティブな架空の現実に自ら苦しめられているだけだということがわかります。
ネガティブな妄想をしないためには、「事実をそのまま捉えるワーク」が効果的です。
このワークを行うと、
・勝手に不機嫌になる
・勝手に怒る
・勝手に傷つく
などのような「勝手に」の部分がなくなり、事実ベースの会話になるため、"重い女"になることなく、彼にとって、あなたと過ごす時間がとても心地よいものになります。
「事実をそのまま捉えるワーク」の方法
1. 今日の出来事や感じたことを書き出しましょう。
事実をそのまま捉える練習なので、恋愛に特化した内容でなくても構いません。
「風邪で休むと言っていた同僚を"ずる休みじゃない?"と思った」
「彼から『今日会えなくなった。ごめん』と連絡がきて、"嫌われたのかな......?"と思った」
など、"自分がジャッジしていたこと"に着目して今日の出来事を振り返ると書き出しやすいですよ。
2.書き出したことの中から事実でないことを書き出しましょう。
「出来事」と「自分の感情」を分けて考えると、妄想してしまっている部分に気づきやすくなります。
出来事は出来事、思考は思考と整理すると、書き出しやすくなりますよ。
このワークは、書き出してしっかり確認するだけでOKです。
取り組めば取り組むほど、だんだんとネガティブな妄想をしなくなっていきますよ。
本書では、男性心理の知識やワークの他にも、男性を6つのタイプに分けて分析する「彼タイプ診断」や「男性心理分析ノート」の書き方についても紹介しています。
彼がいる人も、片思い中の人も、好きな人がいない人も、この本を読んで幸せな恋愛を手に入れてみませんか?
(新刊JP編集部)
関連記事
次これ読もう、が見つかる「新刊JP」 日本最大級の書籍紹介ウェブサイト。話題の書籍や新刊本をブックナビゲーターが音声で紹介するインターネットラジオ番組「新刊ラジオ」や、書評記事、イベントレポート、出版業界の動向などを提供するニュースメディア「新刊JPニュース」、旬の作家のインタビューを掲載する「ベストセラーズインタビュー」、書店をフィーチャーした企画や電子書籍レビューなど、本にまつわるコンテンツを豊富に揃えています。あなたの「あ、これ読みたい」が見つかるはずです。
記事一覧 公式サイト当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?