どんなにあなたが素敵な人でも、どんないいことを話しても、その魅力を半減してしまうのが口臭。しかも、自分では、口が臭いかどうか、わかりづらいからやっかいです。
人と話していて「もしかして、口臭い?」と不安を覚えたことがある人も少なくないのではないでしょうか。
そんな不安とさよならできるのが『歯と歯ぐきを強くする 噛みトレ』(新谷悟著、アスコム刊)で紹介されている「噛みトレ」です。なんと、1日2分の口やあごなどを動かす簡単なトレーニングで、口臭が出にくい口へと大変身するといいます。
本書によると「口の中が乾きやすい」「滑舌が悪くなった」という方には、口臭に要注意だそう。
口の乾きや滑舌が悪くなるのは、口内の唾液の量が少ないときの症状です。そして、口臭がきつくなるのは唾液量の低下からきている可能性が高いといいます。
加えて、唾液量が低下すると、口臭の原因となる歯周病のリスクが高まります。さらに、唾液には口内細菌の中でも口臭の原因となる悪玉菌を除去する働きがあるので、唾液量が減ることによって、悪玉菌が増殖して口が臭くなるというわけです。
口臭の出にくい、唾液たっぷりの口になるには、唾液が出る、唾液腺を刺激する必要があります。そして、本書によると唾液腺を刺激するのは口やあご周りの筋肉なのだとか。
現代人の多くは、軟食化やストレスなどにより、この口やあご周りの筋肉が衰えており、十分に刺激がされていないのではないかと著者で口腔外科医(歯科医師)の新谷先生は警鐘を鳴らします。
これを解消するために新谷先生が提唱しているのが「噛みトレ」。口やあご周りの筋肉のコリをほぐす3つのストレッチをするトレーニングです。
その一つの「ムンクの叫びストレッチ」は、次のような感じです。
ムンクの「叫び」のように、口を大きく開けて、こめかみの辺り、頬の辺りに両手を挙げ、手のひらでマッサージをそれぞれ30秒するだけ。新谷先生が「簡単ではないと続かないから、できるだけ簡単で効果が出るように考えた」とおっしゃる通り、ほかの2つもとてもかんたんなもので、所要時間は全部で2分程度です。
新谷先生は、この噛みトレで唾液をたっぷりの口になることで、歯周病や歯周病から来る糖尿病や動脈硬化も予防できるといいます。
さらに、口やアゴ周りの筋肉のコリがほぐれたり、筋肉がついたりすることで、滑舌がよくなったり、顔やアゴのたるみがなくなり、小顔に見えるといった効果も期待できるという「噛みトレ」。隙間時間でできる簡単なものなので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょう。
(新刊JP編集部)
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