恋愛がうまくいかなかったり、そもそも女性と人間関係を作ることが苦手な人ほど、相手から「女心がわかっていない」と言われることが多いはず。
しかし、そもそも「女心」とは一体何なのでしょうか?
新宿・歌舞伎町のホストクラブ「Club Romance」でカリスマホストとして名を馳せる信長さんは、著書『いい女はドMが9割』(サンクチュアリ出版/刊)で、「いい女ほどドM」であるといい、女性の根本にあるこの本質を理解することで彼女たちを惹きつけることができるとしています?
でも、キレイな女性ほどどこかツンツンして、取りつきにくい雰囲気で、むしろ「S」なのでは?と疑問に思う人もいるはずです。そこで今回は信長さんご本人にお話をうかがい、「いい女ほどドM」の真意をお聞きしました。その後編をお届けします。
――ホストとして人気が出る男性とそうでない男性の違いにも、この「S」っぽさは関係してきますか。
信長:ホストクラブでもナンバーワンをとり続けるような人間は、見た目的にはやはりイケメンが多いし、見た目が中性的な人間も多いですが、根っこの部分ではS性を持っています。もちろんここでいう「S性」とは男らしさですね。
これはホストを12年くらいやっている自分の結論です。
草食系ホストもいるにはいるのですが、あまり長く続かないし、女性に振り回されて疲弊する人が多いんです。
――何でも言うことを聞くのがやさしさではない、という言葉が印象的でした。男性が身につけるべき本当のやさしさとはどのようなものなのでしょうか?
信長:女性を包み込んで守ってあげるやさしさだと思います。
小さいことで女性と喧嘩になっても、怒らない。怒らずに何が正しいのかを伝えることが大事です。自分の感情をコントロールできることが必要です。
―― 一見「S」っぽい女性の「M」の部分を引き出すために、男性としてはどんなアプローチをしていけばいいのでしょうか。
信長:まずは仲良くなることです。そのためにはまず自分をさらけ出すこと、自分の欠点、失敗談なども相手に伝える「自己開示」が大切になります。それによって相手もこちらに心を開くわけですから。
そして、仲良くなれたら次はいかに相手に安心をしてもらうか、を考えます。
女性にとって大事なのは安心感なので、女性を安心させたその上で、「小さいことですぐに怒らない」「必要だと思った時はしっかり怒る」など、行動も発言も男らしく振舞うことですね。
――この本で書かれている、男性の「S性」というのは、今からでも身につけられますか?
信長:もちろん誰でもできますし、今この瞬間にもできます。必要なのは「男らしくなる」と腹を決めることです。そしてこの本を3回は読むことですね(笑)。
あとは、女性と接する場数を踏むことも大切です。くれぐれも小手先のテクニックだけで女性にモテるようになるとは思わないようにしていただきたいです。
――最後になりますが、読者の方々にメッセージをお願いいたします。
信長:日本の男性がかっこよくなって、男力がアップして、幸せなカップルが増えて、日本の出生率があがるのが自分の願いでもあります(笑)。
ホスト歴12年、誰よりも女性とふれあう経験をしてきた私だから話せることを一冊に注ぎ込みました。
ぜひ読んでみてください。そして、読んだらメッセージもいただけると嬉しいです。
(新刊JP編集部)
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