人が毎日使う場所であり、そして最も汚れやすい場所といえば「トイレ」です。そんなトイレはきれいに保つと金運が上がる場所として知られていますが、それだけではないようです。
ムック『ゆほびかGOLD vol.28 幸せなお金持ちになる本』(マキノ出版/刊)では「究極の人生好転法」としてトイレ掃除を特集。さまざまな経営者や成功者がトイレ掃除の効果について証言しています。
■「我が社のトイレの便器の中の水を飲むこともできる」と言う社長
“白だしの元祖”として知られる七福醸造の代表取締役である犬塚敦統さんは、独自の社員教育を展開する中で「環境整備」を重要視しており、就業始まりの社員一丸となってあらゆるところを徹底的に磨くそうです。
もちろん犬塚さんもそれに参加しているのですが、その持ち場はトイレ。社長時代は18年間毎日、トイレの環境整備をしていたそうです。しかも、掃除が終わったら便器の中に溜まっている水を、コップにすくって飲むこともできるとか。
なぜそんなことができたのか? その奥には犬塚さんの「いざ自分が飲むとなれば、便器の隅から隅まで素手で徹底的に磨き上げ、さらにはタンクの中まで徹底的に洗浄する」という徹底ぶりからくる「自信」がありました。
時間をかけて、環境整備を徹底的に行っている七福醸造。会社の売り上げが芳しくない、景気が悪い時こそそれを強化すると、いずれ売り上げが伸びていくと断言します。調子が悪いときこそ、掃除のとき。特に汚れがちなトイレは念入りにやりましょう。
■トイレ掃除は「続けること」が開運に繋がる
「運」を「呼」ぶ法則と書いて、「運呼の法則」。わざわざ読み方は書きませんが、ご想像の通り。この法則を提唱するのは開運マスターの桜庭露樹さんです。
桜庭さんは、自身の金運を上げたいがために素手でトイレ掃除を始めた変わり種で、掃除をするときは常にお金のことを考えていました。しかし、それが習慣化すると次第に心も変化し、いつしかお金のことを考えなくなったそうです。
そのことにふと気付いたとき、桜庭さんが一番欲しかった人との出会いに満たされるようになり、人生がすっかり変わってしまいます。これを桜庭さんは「運呼の法則」と呼び、神様が見せてくれた奇跡ではないかと述べます。
トイレを掃除したからといって急に人生が好転することはありません。しかし、ひたすら続けていくことが変化につながると桜庭さんは訴えるのです。
最初は金運目当てでも、毎日トイレを清潔に保つことで良いことが起こる。それは最終的には自分の心持ち次第なのかもしれませんが、確かに毎日使う場所が清潔であれば、日々気持ち良く過ごせそうですよね。
今の状況を抜け出したい、なんとか変えたいと思っている人は、成功者たちの「トイレ掃除譚」に耳を傾けてみるのもいいのではないでしょうか。
(新刊JP編集部)
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